植え方・用土
基本的に移植や植え付けは10月~入梅までに行います。日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。日陰にも強い木です。
堆肥や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
鉢植えでも大丈夫です。日当たりを好みますが、西日の強くあたる乾燥しやすい場所よりは、半日陰のほうがよく育ちます。
水やり
地植えで根付いた株では水やりの必要はほとんどないです。高温や乾燥がひどい場合は水を与えてください。鉢植えの場合や、地植えで植え付け後1年未満の場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。必要以上に水やりをすると根腐れの原因になります。
肥料のやり方
庭植えではほとんど肥料は必要ありません。2月ごろに寒肥として
油かすと
腐葉土や
堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
花芽の付き方
7月後半から秋に花芽ができます。
剪定方法
剪定は花が咲き終わった後の6月中旬と、12月から2月の冬の時期に行うとよいです。
6月の剪定は整える程度にしておきます。強い剪定は休眠期の冬に行いますが、花が咲かなくなる場合があります。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。アブラムシがつくことがありますが、発生したら消毒します。
増やし方
挿し木で増やすことが出来ます。わき芽の発達したものを選び、枝を先端から15cmほどの長さに切って挿し穂にします。時期は前年枝なら3月中旬から下旬、新枝なら6月から7月に行います。