植え方・用土
12月と2~3月ごろが植え付け適期です。10月~梅雨までに植えても結構根付きます。
水はけの良い場所で
堆肥を2割程度透きこんだ土壌に植えます。
日当たりさえ良ければ、よほど変な土に植えさえしなければどこでも大丈夫です。
春の植え付け方法
2~3月ごろが植え付け適期です。まだ寒い時期であれば根を少し広げ気味にして植え、葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。
根巻き苗は根をほぐさずに植えます。
夏の植え付け方法
根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。
秋の植え付け方法
植え付け適期です。秋植えすると次の生育期まで半年くらいあるので、水切れに耐える苗に育ちます。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。根がほぐれないときは無理にほぐさずに植えます。
冬の植え付け方法
寒冷地では植え付けは控えますが、土が凍らない地域では冬でも大丈夫。多少の雪や霜は問題ありません。寒さが心配な場合はマルチングをしておきましょう。
水やり
地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。
土が乾いていなければ与えません。開花後、葉が展開してから初夏は水切れしやすいので注意です。
夏は乾燥したらたっぷり水を与えてください。
肥料のやり方
樹勢が強いので肥料はほどほどに。(肥料はなくてもいいかも)肥料を与えすぎると枝葉ばかり茂って花がつきにくくなります。
3月に速効性
化成肥料を与えます。11月ごろに有機質肥料などを与えます。
花芽の付き方
ザクロの木の花芽は8月頃に形成され、翌年に伸びた新梢の先に花が咲いきす。花芽は短くて太い枝の先端近くに付きますので、太い枝は剪定せず、細く伸び過ぎている枝を中心に剪定されることをお勧めします。
剪定方法
込み合う枝や徒長枝を抜く剪定程度で基本的に剪定は余り必要ありません。株元からひこばえが春に生えやすく、樹形を乱すので早い時期に掻きとってしまいます。
仕立て方としては、樹高を好みの高さに決めて、2~3本の主枝を広げて樹形を作るのが一般的です。主幹や枝から徒長枝が伸びて樹形を乱すこともあるので、樹形を乱す枝や込み合う枝は間引き剪定をします。
その他栽培や性質の注意点
枝が細く、枝が乾燥しているので落葉期は枯れているような印象です。春の芽吹きも遅れるものがあり、枯れていないかご心配をおかけします。
病害虫の予防法
病害虫はほとんど発生しません。
新芽にアブラムシがつくことがありますが、手でとれる程度です。気持ち悪い場合は消毒してください。発生しやすいので、見つけ次第、その病害虫にに応じた消毒をしてあげてください。
育て方のまとめ
ひこばえは早いうちにとる。