植え方・用土
春、霜が降りる心配がなくなってから植え付けしてください。5~9月が適期です。マルチングをしましょう。
冬の寒さが苦手です。温暖な地域では露地栽培が可能ですが、0度以下の環境では枯れてしまいます。冬は株周りを敷き藁やバークチップ等で覆うマルチングをし、霜よけなどの防寒をして下さい。幼木は耐寒性が劣るので、温暖な地域でも、ある程度の大きさ(幹の太さが3cm程度)になるまで鉢植えで育ててから地植えすることをオススメします。
一年を通して日当たりの良い場所で育ててください。特に春~秋の温暖な季節が生育時期なので、この期間はしっかりと日に当ててあげてください。
用土は特に選びません。地植えの場合は、、『花ひろば堆肥
極み』を1袋、鉢植えでは、『
花ひろば培養土和』を使って植えると簡単手軽&最高です!
水やり
春~秋の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。落葉期は乾かし気味に管理します。
肥料のやり方
生育期に有機肥料や緩行性の
化成肥料を2ヶ月に1回ほど与えます。
花芽の付き方
ジャカランタの花は木がしっかりと成長してからしか咲かず、開花まで6~7年かかると言われています。花芽は夏の終わり頃~秋に、その年に伸びた新しい枝の中で作られます。
また、確実な栽培方法や開花のメカニズムについては、まだ分からない事も多い植物です。 日本ではある程度の寒さに当てて冬に落葉させか、秋から冬に乾燥させると春に花が咲くなどと言われています。
剪定方法
剪定は初夏におこないます。新しい枝がたくさん生えるように摘心(新芽の先を摘み取る作業)をします。伸びすぎた枝や混み合っている枝は、バランスを考えながら切り詰めます。
株が大きく育ち花を咲かせるようになったら、花後に切り戻しをします。
夏以降の切り戻しは、花芽を切り落とす事になるので避けましょう。
病害虫の予防法
風通しが悪いとカイガラムシが発生する事があります。薬剤が効きにくいので、見つけ次第歯ブラシなどで剥ぎ落としてあげてください。