花水木 ベニバナハナミズキ
5月の記念樹としてシンボルツリーにおすすめします
魅力その1・・・花が美しい!
魅力その2・・・やさしい形の葉を持ち、新緑と夏の青葉が爽やか。
魅力その3・・・哀愁の紅葉が美しい。
魅力その4・・・赤い実が楽しめる。
魅力その1・・・花が美しい!
魅力その2・・・赤い実が楽しめる。
魅力その5・・・冬に残る蕾がけなげでかわいらしい。
5月の記念樹としてシンボルツリーにおすすめします。
赤花の紅花ハナミズキ(ベニバナハナミズキ)。日本で生まれた紅花の実生品種。花つきの良い系統を選抜して接木生産されました。
ピンク花のジュニアミスと、ベニバナハナミズキ(赤花ハナミズキ)は花色がよく似ています。蕾から開花すると最初は緑黄色かかっている総苞が次第に赤く染まっていきます。(花弁のように見えるのは総苞です。)
これが赤く染まる早さが年年によってばらけるので、ピンク品種のほうが赤花種よりも赤く咲くことがあります。
なので、毎年質問がきます。ピンクなのにピンクではないと。。。温度や湿度で開花する速さや色の濃淡が変化します。予めご了承ください。
ハナミズキは白花がもとだったからか、赤よりも白のほうが強いと言われます。樹形も白のほうが素直な感じです。
非常に珍しいケースですが、赤系のハナミズキは突然白に変わってしまうことがあります。赤を植えて、何年も赤が咲いていたのに、白になってしまった。どうやったら赤に戻るのでしょうか?という質問をいただいたことがあります。
花水木は、別名「アメリカヤマボウシ」。「アメリカハナミズキ」。
花よし、葉よし、実よしと、三拍子そろった花木です。シンボルツリーにはもってこい!洋風・和風問わず庭木として最適です。若木のうちは幹がまっすぐ伸びて円錐形に育ちます。主幹を切り芯を止めたり、成木になると樹冠が横に広がります。北海道などの極寒地でも植えられ、沖縄でも育ちます。暖地でも秋には葉がみごとに紅葉します。果実が真っ赤に熟します。丈夫で育てやすく、鉢植えでも大丈夫です。
豆知識
昔、東京市だったころ。東京市がワシントンにソメイヨシノを贈りました。そのお返しにアメリカからもらったのがハナミズキでした。
花のきれいなミズキなので、ハナミズキと名づけられました。また、ヤマボウシと似ていることから、アメリカヤマボウシと呼ばれています。近年になって、それがミックスされ、アメリカハナミズキと呼ばれています。
花水木(ハナミズキ)の特徴
学名
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Cornus Florida ミズキ科 ミズキ属
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別名
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アメリカハナミズキ、アメリカヤマボウシ、ベニバナハナミズキ
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開花時期
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4月中旬~5月初旬
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花色・大きさ・花形
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ピンク~紅・大輪咲き(8cm位)・一重平咲き
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果実の大きさ
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★☆☆☆☆小果
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最終樹高
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地植え:4m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木)
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最終葉張り
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4m ~ 6m 開帳性
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栽培用途
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鉢植え、盆栽、シンボルツリー、記念樹、目隠し、花壇、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、ゴルフ場
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成長の早さ
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普通 (40cm/年)
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植栽適地
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北海道~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
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育てやすさ
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初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性普通
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耐病害虫性
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耐病性:普通 害虫:ほとんど出ない
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芽吹き時期
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5月
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トゲの大きさ
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なし
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植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。
秋植えでは少々でも根が育つため、乾燥に強い株に育ちやすいです。植え付け時は葉をすべてむしりとると枯れるリスクが減ります。日当たりを好みます。肥沃で水はけがよく、栄養豊富な土がよいです。植え付け2~3年は夏の乾燥で葉が痛みやすいので、乾燥に注意です。花ひろば堆肥\“
極み”などをすきこんだ土で植えてください。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
開花時期は水切れしやすいので水やりはこまめにおこないましょう。
夏の葉の痛みの原因は、乾燥と暑さです。土中温度が高温にならないよう、マルチングをしたり、風通しがよい場所に植えていただき、夏の葉の痛みを減らします。
肥料のやり方
肥料は2月ごろに寒肥として油かすと
腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。花後に即効性の
化成肥料を与えます。
花芽の付き方
今年伸びた枝先に夏ごろに花芽分化し、冬を越えて翌春開花します。花芽は夏を終えるとよくわかります。
剪定方法
自然樹形を楽しむので、特別剪定は必要ありません。好みの高さになってから主幹を切ります。横枝が伸びやすくなりますので、邪魔にならないように整姿します。夏に花芽をあげるので、剪定時は花芽を落とさないように注意です。
その他栽培や性質の注意点
植えて2~3年は花が咲かなくなる場合があります。まだ花を咲かせるほど木が充実していないからです。木が充実すると花芽があがりますので、気長に待ってやってください。小さな苗木でも花をつけている場合もあります。
花付きの苗を地植えてもと2~3年は咲かなくなります。
人間のしつけ次第で花を咲かせることも可能ですが、花を咲かせるように仕向けると、木が大きくなりません。長く付き合う植木です。気長に木の生長を見ていただくのも楽しみにしていただけるとうれしいです。
その他豆知識
うどん粉病などで葉が傷むと秋に美しい紅葉が楽しめない場合があります。
病害虫の予防法
まれに湿気が多いとイラガがつくこともあるので注意です。
15度~25度の温度帯で湿気が多く風通しが悪いとうどん粉病が出ます。春に
サプロールなどを散布して予防してください。
増やし方
種で増やすか、接木で増やします。流通している苗木は接木です。