流線形の樹形が美しく、熱帯果樹には見えない?
独特の形状の果実は、かぼちゃを小さくしたミニトマトのような、アセロラのような...?
ピタンガは常緑性の熱帯果樹です。直径2.5cmくらいのやや扁平で独特な形の赤い実をつけ、春と秋(晩夏)の2回収穫できます。やわらかくジューシーな実は適度な甘みと酸味があり、さっぱりした風味はミニトマトにも似ているんだとか? 栽培はアセロラよりも簡単ですが、果実は果皮がうすく日持ちしないため、生で食べられるのは家庭栽培ならではの楽しみです。ジャムやゼリー、シャーベット、果実酒への加工にも適しています。ピタンガのラバーは大玉品種で果実重は約7~8gです。果皮は赤色,糖度は11~12度前後。
熱帯果樹の中でも、樹形が美しく、紅葉もするので庭木や生垣にも利用されています。冬は室内の明るい窓辺などであれば容易に冬越しできるので、鉢植えにして観葉植物としても楽しめます。自然樹形で形が整いますので、あまり手入れは必要ありません |