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花弁数が非常に多い珍しいさくら。花色が移ろう美しい桜

さくら 【兼六園菊桜】 1年生 接木苗

商品番号 niwa_sakura051i
価格 ¥ 1,699 税込
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兼六園菊桜

桜 | 兼六園菊桜

サクラの魅力  2

花弁数が非常に多い珍しいさくら。花色が移ろう美しい桜。

兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)は、日本でもっとも花弁数の多い、大変珍しい八重桜です。その数は250~400枚近くと言われています。花弁数が100枚以上を菊咲き品種というそうです。花の大きさは32~40mm。
珍しいのは花弁の数だけではありません。一般的な桜と違い、咲き進むごとに濃紅色から薄紅色へ、最後は白に近いピンク色へと花色を変化させていきます。葉が完全に開いてから花が満開になります。
兼六園(石川県)に植えられている多くの桜の中でも、もっとも有名な桜だそうで、見応えのある大変美しい桜です。兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)は新宿御園にも植えられています。
桜シーズンの最後に彩る桜です。

兼六園菊桜 の特徴


学名 Cerasus lannesiana ‘Sphaerantha’ Miyoshi バラ科 サクラ属
別名 けんろくえんきくざくら
開花時期 4月下旬~5月中旬頃(葉が先行) (一季咲き)
花色・大きさ・花形 濃紅色~薄桃色 ・大輪咲き(4cm位)・菊咲き
最終樹高 地植え:5m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木)
最終葉張り 5m ~ 8m 半開帳性
栽培用途 シンボルツリー、記念樹、街路樹、学校、公園、鉢植え、など
成長の早さ 早い (60cm/年)
植栽適地 北海道~九州
育てやすさ ★★★★☆ 育てやすい
日照条件:日なた、耐陰性強い、土壌酸度:弱酸性
耐寒性強い、耐暑性普通、耐乾性やや弱い
耐病害虫性 耐病性:普通 害虫:普通につく
芽吹き時期 4月下旬
花言葉 豊かな教養、善良な教育、しとやか、理知に富んだ教育
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商品について 商品は1年生接ぎ木ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約70cmです。根鉢の大きさは4.5号(直径13.5cmポット)です。1年生苗とは苗木ができて1年目の苗です。

主幹が切り戻してあります。
1年目の剪定済みですので、植え付け時の剪定は不要です。落葉期は葉はついておりませんが、春に芽吹きます。花や蕾はついておりません。植え付け3~5年で開花見込みです。


さくら サトザクラ系 兼六園菊桜の育て方



植え方・用土


樹勢が強く大木になりやすいので広い場所に植えられるか、根域制限したり剪定や仕立て方を工夫するなどして、樹形がコンパクトになるように工夫が必要です。
日当たりを好みますが夏の西日が苦手です。鉢植えでは夏に西日が当たる場所は避けてください。
西日が当たる場所でも育ちますが、夏の高温で水不足にならないよう敷き藁などマルチングをし、土の乾燥や地熱の高温化を予防しましょう。
日当たりの良い場所に浅く植えます。たい肥を混ぜた土に植えてください。さくらは根が弱いので植え付け時はしっかりと支柱で固定し、幹が風で揺れないようにしてください。


春の植え付け方法


春の植え付けでは根っこを崩さずにそっと植えます。ポットや鉢から抜いた時に土がボロボロ落ちても構いません。
根巻き苗の植え付けでは根巻きを包んでいる麻布や麻紐は外さずに植えても大丈夫です。麻布や麻紐は土中で数ヶ月で腐ってなくなります。不織布のルートポーチの場合は、ポットを外して植えてください。どちらかわからない場合は外して植えてください。
植え付け時に地上部を少し切り戻しします。
植え付け3年以上経過した苗木の移植や鉢増しなどの植え替えは冬に行います。どうしても移植を春に行う場合はできるだけ根を大きく掘り取り、地上部をできるだけ小さく剪定をして掘り取って、根を乾かさないように早めに定植してください。


夏の植え付け方法


なるべくなら地植えは控えますが、定期的に水やりができるようであれば地植えします。
地植え後は根が浅く、土に馴染んでいないので毎日から2日に1度のペースで秋に定期的に雨が降る季節が来るまで水やりを丁寧におこなってください。


秋の植え付け方法


根がまだ活動をしている秋の植えつけは、春からの成長で乾燥に強く育つと言われます。秋の植え付けは春の植え付けと同様の要領で行います。
しばらくで苗木の成長が止まりますので、秋の植え付け時の肥料は与えても与えなくてもどちらでもいいかと思います。


冬の植え付け方法


12月~3月ごろが植え付け適期です。土が凍るような寒冷地でなければ12月が最適。畑からの移植ができるのも生長が休眠する冬の季節です。
寒冷地では地面への植え付けは冬の前に終わらせるか、春植えをおすすめします。
鉢植えへの植え付けは寒冷地でも可能ですが、鉢土が 冷えすぎない場所で育ててください。ポットや鉢から抜いたら根を少し広げるように植えても大丈夫です。根を乾燥させないように植えます。


水やり


【鉢植えの場合】
春ごろから9月ごろまで…鉢土の表面が白く乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えてください。過湿が苦手なので落葉時期の水の与えすぎに注意です。
冬…1週間以上鉢土が乾かないこともあります。鉢土の表面が乾いていても鉢を持ち上げて鉢が重い時は土が水を含んでいるので水やりは少し我慢。土が乾いて鉢が軽く感じられるようになったら、たっぷりと与えてください。
【庭植えの場合】
水やりは必要ありません。5月に入ってから植え付けた場合は、植え付け後から梅雨までは雨が降らない日が1週間以上続く時はは毎日水を与えます。梅雨明け後にも雨が降らなくなるようであれば、同様に1~2日に1度たっぷりとお水を与えてください。秋になり雨が降るようになったら、それ以降は水やりは雨にまかせても大丈夫です。


肥料のやり方


3月に化成肥料を1平米あたり50g程度、7月に化成肥料を同量与えます。落葉後に元肥として1平米あたり有機肥料を100g与えます。


花芽の付き方


7~8月に花芽ができます。そして、翌年の春に開花します。
夏に水切れさせると花が咲かなくなったりします。また、冬に2ヶ月以上、7度以下の低温にさらされていないと花が咲きません。



剪定方法


剪定適期は12月から3月上旬です。
「サクラ切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われるように、サクラは強剪定を嫌います。太い枝を切る際は必ず枝の付け根から切り口をきれいに切り、切り口にはトップジンMなどの癒合剤やつぎロウ、石灰硫黄合剤を塗ります。剪定はほとんど行わず、枝抜き剪定で無駄に大きくなった枝だけ分岐する箇所で切るようにします。あまり大きくしたくなかったら、適当な大きさに達したときに、主枝の芯を止めます。


その他豆知識


桜は苗を植え付けてから、開花するまで5~10年かかると言われています。来年花が付くかどうかわかるのは8月頃です。


病害虫の予防法


落葉期の2月頃に石灰硫黄合剤を散布します。病害虫は発生しやすいので、5月以降~9月まで害虫駆除の消毒を定期的に散布します。


育て方のまとめ


強剪定は苦手なので、樹形は小さいうちから整えて!


増やし方


桜は繁殖力が弱く、種から育てた実生苗は雑種になることが多く、挿し木では根っこが出ないことが多いため、一般に流通する苗木はほぼ接木苗です。