植え方・用土
日当たりの良い、肥沃な土を好みます。根が深く張るので、土壌は深いほうが良いです。用土は赤玉土7と
腐葉土3の割合にしてください。
鉢植えの場合は
培養土 「和み」を、地植えの場合は
堆肥 「極み」などを使って、植え付けてください。
植え付け時は、土を盛って苗を植え付け、支柱をしっかりと立ててください。
秋~梅雨位までに植え付けします。出来るだけ葉が無い時期に行った方が良いですが、葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。 梅雨以降に植え付けする場合は水やりを忘れないようにご注意ください。
鉢植えの場合は1~2年に1回は植え替えをしてあげてください。
春の植え付け方法
植え付け時期は2~3月頃が適期です。3月以降の暖かい葉がある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。梅雨以降に植え付けする場合は水やりを忘れずにしてください。
秋の植え付け方法
10月上旬~11月中旬の暖かい葉がある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
冬の植え付け方法
冬の間に植え付ける場合は根が崩れても問題ないです。
水やり
夏場は、土が乾いたときにたっぷりと水を与えて、乾燥しやすいので、水切れには注意してください。冬場は2~3日に1回ぐらいで与えてあげてください。
地植えの場合は、雨が降らず乾燥が続いている場合以外は、水を与える必要はありません。
肥料のやり方
地植えの場合はあまり肥料を必要としませんが、与えるのであれば12月~2月ごろ
有機質肥料を与えます。
花芽の付き方
雄花は、穂状で長さ 15mmぐらいになり、淡い黄色になる。雌花は、長さ 20mm 前後の花
柄の先に広卵状で緑色の 2 個の裸の胚珠がなります。この胚珠が実となります。
剪定方法
自然樹形では大きくなりすぎるので、武者立ち仕立てををおすすめします。目標とする高さまで成長したら主幹芯止めを行います。太い枝の先も切り詰めます。切り詰めた枝の脇から枝が伸びてくるので、来年の冬にそちらの枝を剪定してください。
その他豆知識
樹高は2.5~10m以上になり、放任すると6~30mにもなります。
病害虫の予防法
ほとんど心配要りません。
育て方のまとめ
ギンナンは放任すると巨木になることと、樹勢が強く結実まで遅いため、剥皮逆接法(5cm幅くらいで幹周を切り、3分の1ぐらいを残してはぎ取って、上下逆さに入れ替えて、テープなどで剥皮した部分を留める)をするか、主幹をナタなどで傷つけて樹勢を衰えさせると花芽がつきやすくなり、樹高も低くできます。