成長が遅く扱いやすいお勧めの常緑シンボルツリー
常緑で力強い樹形が魅力。成長が遅いので手入れも楽です。
樹勢はおとなしく、葉が茂りすぎず、扱いやすい庭木です。自然樹形で育てたい木で、他の落葉樹との植栽相性もい良く、和洋問わず似合うシンボルツリーです。淡い灰色の幹肌とつやがある優しい緑色の葉も美しいです。枝もあまり広がらないので手入れも簡単です。クロガネモチに似ていますが、ソヨゴのほうが樹勢がおとなしく、樹形が自然と整います。
目立たないけど可憐な小さな白い花が咲きます。花は小さすぎて目立ちません。
ソヨゴは性質上雌雄異株です。雌株にしか果実がつきません。よほどの大都会で緑が少ない場所でなければ、雌株だけ植えればたいてい結実します。
ごくたまに果実がつかない雄をお求めになる方もいます。
店長の庭先にシンボルツリーとして株立ちのソヨゴを1株植えていました。雄を植えていないけど毎年実がついていました。日なたで十分に光を浴びて育ったソヨゴは10~11月になると赤く紅葉します。
風が吹くとさわさわと葉がそよぐことから「ソヨゴ」と名づけられたもののようです。別名の「冬青」は冬でも青々とした葉が美しいことから。サカキがない寒冷地では代用としてソヨゴを神事に用いたりします。