植え方・用土
基本的に移植や植え付けは8~11月か春3~5月に行いますが、最近は暖冬ですので真冬に植えつけてもよさそうです。北風の当たらない日当たりの良い場所に植え付けてあげましょう。鉢植えでも大丈夫です。ツバキよりも耐寒性が低いため、冬はマイナス5度を下回るようなら防寒します。
有機質に富んだ肥沃な水はけの良い土地を好むため、
花ひろば堆肥\“極み”や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。開花期は花弁を広げるために水を必要とするので、特にたっぷりと与えましょう。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は水やりの必要はありませんが、雨が少なく土の表面が乾くようなときはたっぷりと与えます。
肥料のやり方
開花前の2月に寒肥として乾燥鶏糞か
油かすを少量与える程度です。
剪定方法
開花後、または2月頃に行います。花芽は前年の6月以降に伸びた枝先につくため、強剪定を行うと、花がつかなくなる可能性があります。強剪定は、数年に一度に止めましょう。基本的には、混み合った枝の除去と弱い切り戻し剪定を行います。また、9月頃には花芽も確認できてきますので、花芽の付いていない不要な枝を切り戻す事も可能です。→
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その他豆知識
サザンカ・ツバキが咲かない時はツバキもサザンカも乾かすと花つきが悪くなります。ツバキは冬に乾燥させてしまうと、サザンカは夏に乾燥させてしまうと、花が上がらなくなるか、蕾が乾燥して死んでしまいます。水切れしたときは真っ先に蕾からやられてしまいます。西日が照りつけて良く乾く場所や、風の通り道など乾燥しやすいです。株元を敷き藁や何かで覆うなどのマルチングして防止しましょう。
病害虫の予防法
病害虫はチャドクガ(触ると危険!)に注意です。発生したらスミチオン乳剤を散布しましょう。