シルバープリペット
木を覆うように咲く花と小さくさわやかな葉が魅力
売れ残ったシルバープリペットを2本を40cm間隔で列植して3年くらいです。
クリームホワイト(部分的に黄色がかります)
の覆輪葉で明るくやさしい雰囲気。
シルバープリペットの花。2005年ごろに撮影。昔過ぎて写真が小さくてすみません。
シルバープリペットの花。モクセイの青臭い香りの花が咲きます。
明るい葉色で20年前から最も売れている目隠し向きの木。
斑入り葉の美しい斑入りプリペットです。明るい葉色でクリーム色の覆輪斑が入ります。明るい葉色と常緑性が人気なので、2000年ごろからずーっと一番売れてる生垣向けの木です。販売し始めたころは本にも載っていなかったので、詳しい性質を調べるのに苦労しました。
新芽は斑が入らない緑色の葉が混じります。花が終わるころから、次第に斑入り葉になっていきます。まれに斑入り葉にならない枝がありますが、切り戻すと新しい枝が生え、斑入り葉になります。
5~6月に白い小花が枝先にいっせいに咲きます。5月ごろ白い房状に咲く花も魅力です。モクセイ科の良い香りがします。(香りの良さは好みによると思いますが、個人的にはあまり好きではないです。。。)
冬~春は寒さで古い葉にシミやすれ傷の痛みが出つつ、寒さで葉が次第に落葉する半常緑性です。
生垣向けのカラーリーフとして根強い人気です。まさに根強く根も丈夫で生長も早く、耐暑性もあり、乾燥や潮風にも強いです。病害虫もほとんどつきません。ワンポイントでの使ってもお洒落です。低く刈り込んでボーダーに利用したり、下枝を落としてスタンダード仕立てにしても良いです。
別名:リグストルム\“バリエガータ”
冬には古い葉が傷み、特に若い苗は冬に葉が少なくなります。春の生え変わりの時などにも、葉が少なくなる事があります。自然現象ですのでご安心ください。
シルバープリペットの特徴
学名
|
Ligustrum sinense 'Variegatum' モクセイ科
|
別名
|
リグストルム、バリエガータ、セイヨウイボタノキ、ヨウシュイボタノキ、コミノネズミモチ
|
開花時期
|
5月~6月
|
花色・大きさ・花形
|
白・小輪咲き(1cm位)
|
香りの強さ
|
★★★☆☆ 中香 ライラックの花のような香り
|
最終樹高
|
(半常緑低木)
|
最終葉張り
|
2m ~ 3m
|
栽培用途
|
目隠し、生垣、寄せ植え、カラーリーフ
|
成長の早さ
|
早い (50cm/年)
|
植栽適地
|
東北地方~沖縄
|
育てやすさ
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、 耐寒性普通、耐暑性強い、耐乾性強い
|
耐病害虫性
|
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
|
花言葉
|
くつろぎ
|
植え方・用土
植え付けは年中行えます。水はけの良い土壌ならどこでも育ちます。鉢植えでも大丈夫です。やせ地でも育ち、土質は選びませんが、乾燥を嫌うので、堆肥や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。ひどい寒さにあたると葉が落葉しますが、翌春から芽吹いて育ちます。
生垣での植え付け間隔は30cm間隔をお勧めします。好みの高さになったら主幹の芯を止めます。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。春以降の植え付けでは植え付け1年目の秋のお彼岸まではこまめに水管理をしてください。
鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと
腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。肥料が切れると葉色が悪くなります。 肥料無しでも一応なんとかきれいなこともありますが、生垣など列植えの場合は肥料を与えたほうが良いです。
剪定方法
萌芽力も強いです。必要なときに必要なだけ切り形を整えます。寒い時期は剪定は控えます。主幹を切ると横枝が良く伸びるようになります。横枝は随時剪定をして形を整えます。剪定をすると枝が密になります。
病害虫の予防法
病害虫はあまり発生しません。稀にハマキムシがつくことがあります。ハマキムシは葉ごと摘み取ります。