ユッカの中でも特に耐寒性のある品種

「ゴールデンスウォード」はユッカの中でも耐寒性が高く-25度まで耐えられるとされています。濃い緑色地の葉の外斑がクリーム色の斑は秋にはピンクに美しく色づき、寒冷地の貴重なオーナメントとしてもお勧めです。暗いところで育てると黄白色の斑が消えてくるので、明るいところで育てると良いです。
暑さや乾燥にも強いため日本全国で楽しめます。土質も選ばないため育てるのも簡単。シンビジュームのような大きな白花が咲きます。フィラメントーザに分類されますが、あまり糸状のほわほわは出ません。

太い幹と上向きの葉を茂らせるユッカは、「青年の木」としても親しまれています。観葉植物やシンボルツリーとしても人気が高く、暑さ寒さに強く手間があまりかからない点も嬉しいところ。成長は極めてゆっくりなため、長いお付き合いができる木と言えなくもないかも？なんせ2m級になるのに何十年もかかることも。不定期にですが不思議な花を咲かせます。ユッカは花を咲かせても枯れることはありませんのでご安心を。

「フィラメントーサ」はユッカの中でも比較的コンパクトな系統です。幹は立ち上がらず細長い葉を放射線状に伸ばします。葉の淵には糸状の繊維が目立ち、糸蘭（イトラン）と呼ばれることもあります。耐寒性が高い点も魅力です。