植え方・用土
基本的に移植や植え付けは、厳寒期を除く11月~入梅までに行います。落葉時期の植え付けでは根鉢を軽くほぐして植えますが、葉のついている時期に植え付けをする場合は、根をいじらないようにそっと植え付けます。
日あたりを好みますが、3時間程度の日照の場所や、やや日陰の場所でも、適切に肥料を施せば十分生長します。
あまり乾燥しない肥沃な土壌を好むため、
堆肥や
ピートモスをすきこんだ土に浅めに植え付けしましょう。鉢植えでも大丈夫です。鉢植えでは
培養土で植えてください。
水やり
地植えしてある場合は雨だけで育ちます。夏の暑い時期は水切れを起こしやすいので、乾燥が続くようであれば、たっぷり水を与えてあげてください。
肥料のやり方
開花前に2月に寒肥として油かすと
腐葉土や
堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
花芽の付き方
花芽は夏ごろに作られます。枝を切る剪定は花後の6~7月中旬ごろに行います。
剪定方法
剪定せずに放任しても自然と美しい自然樹形を作ります。枯れ枝や込み合う枝を落葉時期に整理する程度で大丈夫です。
数年すると花付きが悪くなる古い枝が残るので、を更新するために2~3年に1度、株元から切り、新しい枝と入れ替えます。
病害虫の予防法
病害虫はほとんど見られませんが、近年の気候変化でアブラムシが発生する年もあるようです。発生したら消毒及び駆除しましょう
増やし方
挿し木で6~7月に増やすことが出来ます。新しい枝を2~3節に切り分け、下葉を取り除いて水揚げしてから挿し木用の用土に挿します。風の当たらない明るい日陰で水切れさせないようにして1か月くらいで発根します。