Kerria japonica f. plena
大きな黄色の巨大輪!迫力満点
ルフレソレイユ(巨大輪・八重咲)は、一般的なヤマブキの花の大きさが3~4cmであるのに対して、およそ7cmくらいまで大きくなる巨大輪咲き。大きな花をつける巨大輪の存在感をお楽しみください。八重咲です。
八重ヤマブキ大輪咲きの不思議。
不思議なことに、山吹の八重咲きは稀に早く咲いてしまいます。
2023年の春は1株だけ早く咲いてます。しかも、花は花径4cmくらいの一重咲きでした。下の写真は2023年3月29日に撮影。
慌てて生産者さんに問い合わせたところ、ヤマブキの八重咲きは稀に先に咲くと一重が咲いてしまい、その後、約1ヶ月後に八重が咲くとのことでした。もともと、ヤマブキの八重咲きは咲くのはちょっと遅いです。
生産者さんのほうでも今までも稀に八重咲 巨大輪のこの品種が早咲きで一重が咲いていたので、その際は株を処分していたそうです。たまたま処分し忘れていた苗があって、約1か月後に見たところ、八重咲きの大輪花が咲いていたとのことに気がついたそうです。
問題は全部の株が一重が咲いてから八重が咲く2回咲きではなく、ごくまれに現れる現象とのこと。
ヤマブキの八重咲きは挿し木で増やすのですが、挿し穂をとっている親木のほうは一重は咲かないのです。
早咲きで一重も咲いた株は、木に力がついてこれば、一重が咲いてから八重が咲くようになります。一重も咲くし八重も咲きます。
早咲きで一重が咲いた場合は当たりだと思って、その後1ヶ月以上待ってあげてください。八重咲きの大輪花が1ヶ月後に咲いてくれます。ごくまれに現れる現象なので、このような2回咲きの株を指定してのご注文はお受けできません。また、一重の花が咲いてしまっても交換対応は行っておりません。あらかじめご了承ください。
美しい山吹色の花が咲くので『万葉集』にも詠まれるなど、古くから愛されてきた日本原産種の樹木です。
落葉性で耐寒性が強く、極端に乾燥しない日なたから半日陰であれば、育てるのは難しくありません。毎年美しい花を楽しむことができ、シンボルツリーにもぴったりです。八重咲きのものがJapanese roseと呼ばれています。