Adansonia rubrostipa
フニーバオバブ|実生苗
珍しい観葉植物!アフリカ先住民の信仰の木
「フォニーバオバブ」はバオバブの中で最も小さく、成長すると特徴的な赤みがかった樹皮となります。通常樹形はボトル型で鋸歯状の葉、日本では栽培実績は確認できませんが丸い果実がつきます。
15cmほどの棒状の蕾から美しい花を咲かせますが、8月上旬~中旬の夜に、20~30分という短い時間しか開花しません。準絶滅危惧種です。
「バオバブ」はサバンナに多く分布する非常に乾燥に強い植物です。現地では高さ30m、直径10mにも生長する巨大樹でその寿命は数千年と言われています。
幹は太いですが中が空洞になることが多いようです。乾季になると落葉し、幹に蓄えた10トンもの水を使いやり過ごします。アフリカ諸国ではその実は食用として親しまれており、セネガルでは「サルのパン」と呼ばれています。なんとビタミンCはオレンジよりも多く、カルシウムは牛乳よりも多いとされていてとても栄養豊富。さらに、種からは油が取れ、若菜は野菜としても楽しめる。実に有益な果樹です。ただ、近年は気候の変動や灌漑設備による過湿等でその数を減らしています。星の王子様では星を壊してしまう厄介な木のように表現されていましたが、実際はそんなに生長も早くなく、意外と繊細。そして砂漠の中で抜群の保水力をもつため、多くの生命を乾きから助けてくれています。また、生長がゆっくりであることから実がなるまでには早くとも10年以上かかるようです。基本的に寒さに弱く生長が遅いため日本では収穫が難しいです。日本ではバオバブは粉上の形でスーパーフードとして手に入れることが可能です。
バオバブの種類はアフリカに1種類、オーストラリアに1種類、マダガスカルに8種類とたったの10種類しかないそうです。
バオバブ 【フニーバオバブ】の特徴
学名
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Adansonia rubrostipa アオイ科 バオバブ属
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別名
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フォニーバオバブ、
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花色・大きさ・花形
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オレンジ・(15cm位)・筒状の花
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最終樹高
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鉢植え:1m ~ 2m (落葉中高木)
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栽培用途
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鉢植え、温室、観葉植物
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成長の早さ
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遅い
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植栽適地
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沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
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育てやすさ
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★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性弱い(5度)、耐暑性強い、耐乾性強い
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耐病害虫性
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耐病性:普通 害虫:普通につく
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商品について |
商品は実生ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約50cmです。根鉢の大きさは3号(直径9cmポット)です。実生とは種から生まれた苗です。実生苗は雑種のため詳細な品種名はありません。
まだまだ若い苗木です。小さく買って地道に地道に育ててください。 |
フニーバオバブの育て方
植え方・用土
サバンナに多く分布する植物で過湿が苦手なので、日あたりと水はけがよい場所に植えつけます。鉢植えの場合は多肉植物やサボテン用の用土を使うといいでしょう。寒さに弱いため、10度以下にならないような管理が必要なため、日本では鉢植えで育てます。生長に合わせて適宜植替えを行いますが、深く根を張るので鉢は深めのものを使用してください。
水やり
春から夏は生育期なので土が乾いたらたっぷりと水を与えます。温度が10度以下を下回ると生育が止まるため、水やりは控え目に。土が完全に乾いてから少量の水を与えるようにします。
肥料のやり方
成長期には適宜多肉植物用の肥料を与えます。休眠している時期は不要です。
剪定方法
樹形を整えるための剪定は、休眠期に行います。寒さが和らぎ芽吹く直前が最適です。
病害虫の予防法
根腐れを起こしやすいので水管理には注意が必要です。
増やし方
種