植え方・用土
基本的に移植や植え付けは11月か春3~5月に行います。秋から冬に移植してあるものは春からは細かな根が出ていますので、春から夏でも植え付けは可能です。
日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。やや湿り気のある土壌が好み。バーク
堆肥や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
鉢植えでも大丈夫です。鉢植えでは黒土にバーク
堆肥などを混ぜた、腐植質の多い通気性と保湿性に優れた土か、
培養土で植えます。鉢植えは用土の通気性を確認し、2~3年に1回植え替えます。
水やり
庭植え、鉢植えともに水切れには注意します。乾燥すると葉が上面側に反り返ります。
庭植えでは雨任せでも大丈夫です。よほど雨が何日も降らない日が続かなければ大丈夫です。
肥料のやり方
2月に寒肥として乾燥鶏糞を与えますが、よほどやせた土壌でない限りあまり必要ありません。
剪定方法
あまり行わず、自然な樹形を生かします。2月頃に細い枝や枯れ枝を間引く程度です。
病害虫の予防法
あまり病害虫はつきません。剪定で風通しを良くして、樹幹内部まで日あたりがあるとよいです。
褐斑病やさび病、うどん粉病がつくことがあります。
アブラムシがつくとエゴノネコアシと呼ばれる独特の虫こぶ(ちゅうえい)ができたりします。テッポウムシの被害があるので、注意です。
病害虫の発生しやすい4月~10月は定期的に殺虫剤や殺菌剤を散布します。テッポウムシは
テッポウムシ予防樹脂フィルムを塗るとよいです。