植え方・用土
植え付けは10月~入梅までに行えますが、庭植え、鉢植えともに適期は2月から4月中旬です。日当たりを好み、水はけが良ければ土質はあまり選びません。
堆肥や完熟の
腐葉土をすきこんだ土を盛り土にして植え付けします。盛り土にするのは根が過剰な水分を嫌うためです。鉢植えでも大丈夫です。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。庭植えで、植えつけて2年以上たつ株は、特に水やりの必要はありません。※赤松は汚れを嫌うので、水やりの際は葉水できれいに洗い流します。
肥料のやり方
1月ごろに寒肥として油かすや
腐葉土、
堆肥を株周りに穴を掘り控えめに与えます。
剪定方法
松は大きく分けて年に2回剪定を行います。(植木に仕立てる場合)
【4月~6月 緑芽摘み剪定】
芽が伸びる方向を決めて、秋の剪定を楽にするために行います。
黄色い新芽を根元から折り、芽の付きが悪い枝は根元を2~3cmほど残して折り取ります。茶色く粒上の花芽はきれいに取り除きます。
【10月~翌1月 透かし剪定】
枝の数を減らし幹への日当たりをよくするための剪定です。理想の樹形に整えるための剪定になりますので、ご自分の理想のイメージを膨らませて剪定にあたりましょう。
病害虫の予防法
すす病とアブラムシ、カイガラムシがつきます。発見しだい消毒します。カイガラムシ予防には落葉期にマシン油を1週間おきに散布します。