植え方・用土
水はけがよく、雨が当たらない場所に植え付けるのが好ましいです。直射日光は葉焼けの原因になりますので夏場は半日陰になるような場所で育ててください。冬はロゼッタ状で越冬するので、多肉植物としては寒さには比較的強い植物です。寒冷期に水に当たると枯れる恐れがあるため、雨が当たらない場所で乾燥気味に管理します。用土は、赤玉土(小粒)、
腐葉土、軽石、鹿沼土などを配合した土、もしくは多肉植物用の
培養土でも良く育ちます。
水やり
水のあげすぎに注意して土が乾いてから、鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えるようにします。夏場は、気温が上がる日中の水やりは控えてあげてください。根が蒸れて傷んでしまいます。冬はほとんど水をやらなくても大丈夫です。
肥料のやり方
4月~10月の生育期に、10日に1回の割合で
液体肥料を与えるか、ゆっくりと効くタイプの置き肥(緩効性
化成肥料)を1ヶ月に1回、株元に施してください。
その他豆知識
枯らしてしまう原因として最も多いのが根腐れになります。根腐れ防止のため、水はけのよい土を使って育てましょう。多肉植物の土やサボテンの土を使うと安心です。
水のあげ過ぎに注意して、乾かし気味で管理してあげてください。水やりの際、鉢の受け皿にたまった水は都度捨てて、根腐れを防止してあげてください。
病害虫の予防法
蕾や花にカイガラムシやアブラムシなどが発生することがあります。見つけたら早めに駆除してください。
増やし方
差し芽、株分けで増やすことが可能です。いずれも適期は5~9月です。
【株分けによる増やし方】
株分けは植え替えの際に行います。親株の根から出た子株をナイフで切り離します。親株はそのまま土に戻し、子株は切り口を乾燥させてから土や鉢に植え付けます。