植え方・用土
基本的に移植や植え付けは11月中旬~12月、2月~3月に行います。東北以北では春植えをおすすめします。3月以降の植え付けでは根を崩さずにやさしく植えつけます。
日当たり、水はけ、風通しの良い肥沃な土壌に植えます。
堆肥や有機肥料をすきこんだ土に浅めに植え付け、深めに支柱をつけます。鉢植えでも大丈夫です。半日陰でも育ちますが、花付が悪くなります。
※耐寒性も強く、北海道以南~九州までで生育が可能ですが、寒さで新芽がいたむ事があります。
水やり
乾燥気味に管理します。地植えの場合は基本的に必要ありません。鉢植えの場合は鉢が軽くなってからたっぷりと与えます。
肥料のやり方
1~2月ごろに寒肥として油かすや骨粉を株周りに穴を掘り与えます。また、花後(6月上旬ころ)にお礼肥とし油かすに
化成肥料を混ぜたものを与えます。鉢植えの場合は9月頃に追肥をします。
剪定方法
剪定適期は春または秋です。
病害虫の予防法
春先、4月ごろに『クスサンの幼虫』が発生することがあるので、その前に幹に植えつけられた卵を石などで潰し、幼虫は発見しだい捕殺、もしくはスミチオン他薬品類を散布します。
その他にも、『テッポウムシ』や、夏場に発生する事のある『トチノキヒメヨコバイ』などが発生しやすいです。前者は食いかすなどが無いかを注意深く観察し、捕殺もしくは穴に薬品注入を、後者はオルトラン等を散布し、消毒します。