植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行いますが、水管理に注意すれば夏の植え付けも大丈夫です。
日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。鉢植えでも大丈夫です。直射日光がきついと葉が黒く焼けます。土質は選びませんが、乾燥を嫌うので
堆肥や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでは
培養土和みで植えてください。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
2月に『みかんの好きな肥料』を与えます。あるいは寒肥として油かすと
腐葉土や
堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
肥料が切れると葉色が悪くなります。
剪定方法
放任して育てても自然な樹形になります。コンパクトな樹形で管理する場合は適当なところで芯を止め、全体を見ながら刈り込みます。スタンダード仕立てやトピアリー、玉仕立てなどにもできます。剪定は新芽が出る3~4月か9月に行います。6月に新芽を芽かきすると樹高は大きくなりません。
病害虫の予防法
病害虫はほとんどつきませんが、風通しが悪いとカイガラムシやすす病がつくことがあります。すす病はカイガラムシの分泌物が原因なので、カイガラムシを退治すると治ります。枝を剪定し、風通しを良くすることとでカイガラムシはある程度防げます。1~3月にかけてマシン油乳剤で防除します。