植え方・用土
寒さにあまり強くないため、冬の寒さが過ぎ花期を迎える前に植え付けを終わらしたいところです。暖かい地域でしたら冬での植え付けも問題ありません。基本的に日当たりを好みますが、明るい半日陰でも大丈夫。やや湿り気のある肥沃な土が理想です。
樹勢が強く、土質も選ばない丈夫な木です。花ひろば堆肥\“
極み”や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。耕土が浅い土壌では大きく育てずコンパクトに収まることもあります。根が粗く細根が少ないため、成木になってからの移植は難しいため、植え付け時はよく吟味しておきましょう。また、大きく育つため地植えをお勧めします。
水やり
地植えの場合、根付いたら基本的に水遣りは不要です。
肥料のやり方
植え付け時に堆肥などをすき込んでおけばあまり肥料は必要としませんが、生育が悪いようでしたら2月ごろに寒肥として油かすと
腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
タイサンボクは自然に樹形が整うため、剪定はあまり必要ありません。タイサンボクは花後に伸びた枝に花芽がつくため、剪定する場合は花が終わってすぐ7月頃までには済ませましょう。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりませんが、風通しが悪いとカイガラムシがつくことがあります。
枝があまり込み合わないため、大株になるにつれて病虫害の心配は減ります。