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カエデの代表品種。青葉と紅葉が美しい!

モミジ 山モミジ ( ヤマモミジ )
【里の木シリーズ】
庭木 落葉樹 シンボルツリー もみじ 苗

商品番号 niwa_kaede023_sato
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東京都

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ヤマモミジ

自然な風合いのカエデの代表種です。

カエデ・もみじ ヤマモミジ 2

カエデの代表品種。青葉と紅葉が美しい!

ヤマモミジは、イロハモミジ、オオモミジと共に日本のカエデを代表する品種です。初夏から秋にかけては爽やかな青葉、秋から冬にかけて美しい紅葉が楽しめます。ただ、ヤマモミジは個体差が大きく中には黄葉する個体もあるそうです。自生種の多くは日本海側の山地に分布しており、このあたりの品種は黄葉するものが多く見られます。
季節の移ろいを肌で感じられ洋風ガーデンにも良く合う、おすすめのカエデ。葉はイロハモミジよりもやや大きく、直径5~11センチほど。7~9つに裂け、その先端は尾状に鋭く尖っています。縁にはイロハモミジと同じように二重のギザギザが不規則に生じています。
ヤマモミジの果実は翼果で、長さ2cm程でプロペラ状の翼があり、秋頃に熟すと風に乗って飛んでいきます。
乾燥を嫌う性質があり、高温多湿の日本の気候風土に合っている樹木といえそうです。
秋の紅葉は日の当たり具合によって紅、オレンジ、黄色に染まり、紅葉の初期には透き通るような美しさとグラデーションを楽しむことができます。
剪定で樹高を調節できることから、庭木やシンボルツリーとしてだけではなく、鉢植えや盆栽にも利用されています。

紅葉(紅葉)は楓(かえで)の俗名で、楓はモミジ全般の総称でもあり、昔はカエデの中でも紅葉が特に美しいものを「もみじ」と呼ばれたりしました。紅葉(こうよう)=カエデ(モミジ)と言っても過言ではありません。
カエデは意外と洋風に似合い、欧米のコニファーガーデンでもカエデが欠かせません。

ヤマモミジの特徴


学名 Acer palmatum var. matsumurae ムクロジ科 カエデ属
開花時期 5月~6月頃
花色・大きさ・花形 赤・小花(0.4cm位)・ドーム型
最終樹高 地植え:5m ~ 15m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木)
最終葉張り 直立性
栽培用途 鉢植え・寄せ植え・盆栽・シンボルツリー・街路樹・学校・公園
植栽適地 北海道南部~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ ★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性 耐病性:強い 害虫:やや強い
花言葉 節制、遠慮、自制、大切な思い出
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お届けする商品について


商品について 商品は実生ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約70cmです。根鉢の大きさは3.5号(直径10.5cmポット)です。実生とは種から生まれた苗です。実生苗は雑種のため詳細な品種名はありません。


カエデ・もみじ ヤマモミジの育て方



植え方・用土


基本的に移植(掘り取り)は11月に行います。ポット苗や根巻き苗の植え付けは10月~入梅までに行います。寒冷地では12月~2月の極寒期は避けます。
水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。美しい紅葉を楽しむなら日当たりに植えます。日当たりを好みますが、2~3時間の日光でも大丈夫。日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。


水やり


鉢植えの場合は、土の表面が乾いたタイミングで水やりをします。完全にカラカラになった状態にはしない方が良く、「乾き始め」くらいで水を与えましょう。モミジは水切れすると、葉っぱがチリチリになるので、すぐわかります。
庭植えの場合の水やりは基本的に不要ですが、他の植物に水を与えるついでに、モミジにも与えるのがベストです。その際は葉の表面にも水を与えます(鉢植えでも同様に、葉への水やりを行ったほうが良いです)。こうすることで葉がうるおい、チリチリになるのを防げます。植物は葉の表面からも水を吸収できるのです。


肥料のやり方


開花前に寒肥として油かすと腐葉土や花ひろば堆肥\“極みを株周りに穴を掘り与えます。
肥料を与えすぎると紅葉しなくなりますので、肥料は寒肥だけにして、普段は控えめに。


剪定方法


カエデの剪定は難しく、プロの技術を見る基準のようなものです。やわらかく仕上げると格好がよくなります。
剪定の時期は5月中旬~7月ごろもしくは、10月下旬~12月です。
一般の樹種は冬の落葉時期に剪定をしますが、カエデ・モミジは1~5月は剪定は控えます。
なるべく細い枝を残し、太い枝を抜いていきます。まず枯れた枝を元から切ります。樹勢の強い太い徒長枝、内側に伸びる枝を付け根から落とします。細い枝は樹液を止めるように折ってつぶし、そして切ります。


その他豆知識


【紅葉を楽しむ秘訣】
葉に切れ込みがあり、葉が薄めのカエデ類は夏の高温で葉を乾燥して茶色くさせてしまうと秋の紅葉が楽しめなくなります。鉢植えは夏は水切れに注意すること。もし、葉が茶色くなり始めたら、8月下旬まででしたら思い切って葉をむしってやります。その頃までは葉をむしって坊主にしても9月ごろから芽吹きますが、9月を過ぎると芽吹かずに紅葉も見れなくなります。夏は西日があたりにくいような場所で育てるのがポイント。また、農薬散布の薬害で葉が痛むので、希釈倍率を薄めにし、気温の高い時間帯の農薬散布は控えます。
肥料を与えすぎると紅葉しなくなりますので、肥料は寒肥だけにして、普段は控えめに。

紅葉が美しくなる秘訣まとめ:
1.秋に昼夜の気温差が激しくなること。
2.日当たりが良いこと
3.紅葉時期に肥料分が切れてくれること。
4.秋まで葉が美しく残ること。


病害虫の予防法


病害虫はほとんどつきませんが、気候により発生します。テッポウ虫に注意です。幹を食い荒らし、発見が遅れたら木を枯らしてしまいます。5~9月は幹周りをよく観察し、木の食べかすや糞が幹の周囲に散乱していないかチェックしてください。
4月ごろ、アブラムシがつくことがありますので発生しだい駆除します。風通しが悪いとうどん粉病も出やすくなります。