植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。 水はけが良く、
堆肥や牛糞を混ぜた肥沃な土壌に植えます。横風が苦手ですので、必ず支柱を立てがっちり固定します。日当たりと風通しの良い場所を好みます。日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。
移植を嫌うので、根が張ってから移植は控えます。鉢植えでは鉢増しや植え替えは根を崩さずにお願いします。
春の植え付け方法
肥料は速効性肥料を与えると剪定後の芽吹き後が成長が良いです。他は2月ごろに寒肥として鶏糞や
化成肥料を与えます。鉢植えの場合は1年を通して緩効性肥料を3月、6月、11月に少なめで与えます。
水やり
水をよく欲しがりますので、夏の乾燥に注意です。ただし、高温多湿を嫌いますので、水やりは朝涼しい時間に行います。
剪定方法
非常に成長が遅く、放任して育てても自然な樹形になります。
病害虫の予防法
病害虫はあまり発生しません。湿度が高いとウイルス病などの病気が発生しますが、発生したら、病気の箇所を早急に取り除きます。日当たりの悪い部分の葉は茶色く枯れ込みます。どんどん枯れ込んでいくわけではなく、日当たりの悪い場所にある葉が、光合成で活躍できないので、無駄なので落ちるわけです。特に、秋~冬になる場合が多く、ご心配をおかけしてしまうのですが、自然現象ですのでご安心ください。ただ、いつまでも枯れこんだ葉をつけておくと、美観を損ねるだけでなく、蒸れてしまって病気を出すことがありますので手で取り除いてください。