植え方・用土
日当たりと風通しの良い場所を好みます。過湿を嫌うため水はけの良い用土を選びましょう。一般的な培養土だと保水性が良すぎるので、鉢植えにはハーブの土をおすすめします。
植え付け適期は真夏と真冬を除いた時期で。鉢植えの場合は年中植え替えOK。1~2年に1度は一回り大きい鉢に植え替えます。植え替え時は根をできるだけ傷めないように注意です。鉢増しをしない場合も鉢替えを行い土をリフレッシュさせてあげましょう。小さい頃の苗は頼りないため、支柱で形をコントロールします。
根が深く張らないので、横風に弱く強風で倒れやすいので、地植えする場合は支柱を常時つけて倒れないようにしておくのをお勧めします。
水やり
地植えのユーカリは基本的に水やりは不要です。鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
肥料のやり方
やせ地でも育つ頑強な植物です。肥料無しでも育ちます。
剪定方法
春か秋に行います。木の形を整えるために摘心を行い、脇芽を伸ばすようにします。そうすることで枝がよく分岐し、ボリュームのある樹形を楽しめます。(加湿に弱いため梅雨時期は茂らせすぎないように注意です!)
病害虫の予防法
うどん粉病がつくことがあります。気温12~25度くらいの温度帯で風通しが悪く、湿気が多いと出ます。なので、5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、真夏や冬などそれ以外の環境だとほぼ出ません。発生しやすい時期の葉水は控えて風通しを良くしておきましょう。もし、うどん粉病を見つけたら病変の葉を取り除いて、ベンレートやサプロールなどの殺菌剤で株全体と周囲、表土を消毒してください。
斑点病は過湿や雨が原因で出ます。対処法はうどん粉病と同じです。
真夏のベランダや冬のテラスや温室内など、高温乾燥した環境だとハダニが出ることがあります。ハダニは水が嫌いなので、2週間に1回水を思いっきり吹き付けて吹き飛ばしてしまうとよいです。
ユーカリの株元や根にはコブができます。これは病気ではありません。生命力の強いユーカリの木は栄養を蓄えるためにコブを作るようです。