「富」の名前の由来は?
花ひろば国産腐葉土「富」は、もともと別の名前でした。しかし、土を豊かにする優れた土壌改良材なのに、腐った葉の土と書く「腐葉土」という名前は嫌だったのです。「富養土」と書けばいいのにと思いますが、最も一般的な改良用土の名前であるため、腐葉土の名前は残す形で”花ひろば国産腐葉土「富」”と命名させていただいております。
愚直にこだわる国産腐葉土への思い
今からそんなに遠くない30年ほど前のことなんですが、市販されていた腐葉土は全て日本国産でした。その頃よりホームセンターが出来まして、また、近年の店舗の大型化、ガーデンブーム等により、腐葉土の需要も当時の何十倍にもなりました。当然国内産だけでは供給が間に合わないことやホームセンター等の価格競争などにより、人件費が安く山がたくさんある中国・東南アジアから輸入を始めました。それと並行して国内産の腐葉土は価格競争に敗れ、衰退していきました。しかし、中国・東南アジアから輸入した枯葉には、外来害虫が混入しているため、検疫の段階で強い殺虫・殺菌剤で処理され輸入されています。安心・安全という点から考えますと、どうしても不安になります。そこで、直接口にするものではないのですが、一般の家庭で園芸を楽しむお客様のために、「安心・安全の国産腐葉土」を、ホームセンター等の価格競争に巻き込まれるのではなく、細々ながら長く取り扱っていこうと考えています。
Q.カビやキノコが生えたのですが大丈夫ですか?
A:はい大丈夫です。天然の有機質を用いておりますので、梅雨時の日照不足や湿気でカビやキノコが出ることがあります。植物への影響はありませんが、土が痩せていくので、なるべく早く取り除いてください。
Q.この堆肥はどの様にして製品化されているのですか?
A:腐葉土「富」は四国産のウラジロカシです。兵庫県の製薬会社にて漢方薬の原料として使われた後、滋賀県のたい肥工場で発酵堆肥化して袋詰めしています。 漢方薬の抽出された後の安心安全素材です。
添加物を一切使用せず、定期的な切り替えし作業のみを6ヶ月以上かけて熟成発酵をして商品化しております。
Q.この腐葉土は四国産ウラジロカシの葉100%だけで、他の落ち葉は入っていないのでしょうか?
A:他の資材の混合はしておりませんので、樫の葉100%です。
土壌改良材なのでチッソ、リン酸、カリの各肥料成分は微量しか検出されていません。 有機物本来の微量要素により、施用していただくことで団粒構造になり、物理的な改善が望めます。一般的な落葉樹の腐葉土よりも繊維質が硬く、長期効果が見込めますので、花や野菜、バラ、果樹、花木の栽培にお勧めしております。
Q.製品化された腐葉土に草の種、害虫は入ってないでしょうか?
A:飛来する可能性は否定し切れませんが、堆肥化の製造過程で発生する発酵熱により、種や害虫は死滅しているはずです。
添加物や薬品などは添加しておりませんので、カブトムシの生産に使用されている方も見えます。
Q.家庭菜園の野菜に使っても問題ないでしょうか?その時のm2当たりの推奨される量を教えて下さい。
A:野菜作りや花壇、ハンギング、造園などに使用されても大丈夫です。有用微生物の働きや物理的な改善(通気性、排水性、保水性、保肥性)により、植物の成長を促進します。肥料ではないので、多量に使用されても問題はありませんが、 土作りの目安としては、30~50%くらいが目安です。1m2あたり、1袋ほどで十分です。
Q.もし良ければ、これからずっと毎年購入したいと思うのですが大丈夫ですか?
A:原料の仕入れ量が限られておりますので、一度に大量出荷は不可能ですが、原料がある限りは廃盤になることはないと思います。これからもお客様に提供してまいりますのでご安心ください。素材が特定できる原料で、安心・安全な商品をご提供できるよう努めてまいります。