植え方・用土
日当たり、水はけが良い肥沃な土壌が適しています。乾燥に弱いため夏の直射日光が当たる場所は避けたほうが無難です。半日陰でもよく育ちます。
【鉢植えの場合】
鉢植えでは6号鉢以上に上、排水の良い
培養土で植えてください。良く育つため毎年植え替えてあげましょう。鉢増ししても良いですし、株を整理して植えなおしても大丈夫です。ただ、ナス科の植物なので連作障害を起こすため、土は新しいものにしてあげてください。
【地植えの場合】
地下茎でも広がっていくため、地植えでは3年に1回は株の整理をします。(土壌改善は忘れずに!)
水やり
湿り気のある土を好み乾燥を嫌います。特に夏は乾かさないことが大事なので、土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。
夏以外の時期は、土の表面が乾いていたらたっぷり水を与えましょう。地植えの場合、葉が落ちた後の冬の水やりは特に必要ありません。鉢植えは、乾燥気味に管理しますが、完全に乾燥させないように注意しましょう。
肥料のやり方
肥料は鉢植えの場合、ゆっくり効くタイプの
化成肥料が適しています。追肥として春の生育期~花が咲く頃まで
液体肥料なら2週間に1回、固形の肥料なら1ヶ月半に1回の割合で与えます。
剪定方法
分枝する性質が強いため、一番花が咲いてからの、晴れの日に剪定を行います。枝として伸ばしたくない脇芽を指で摘み取ります(トマトの芽かきのようなものです)大きく伸びてしまった枝はよく切れるはさみで切ります。実がつくまでは週に1~2回行います。
その他栽培や性質の注意点
ほおずきを育てる際、ナス科の植物が植えてあった場所 (ピーマン、ペチュニア、トマトなど) に植えると連作障害を起こして育ちません。
その他豆知識
草丈が伸びたら支柱を縦て茎が倒れないようにしてください。
病害虫の予防法
6~8月に雨が多いと白絹病がでます。水はけを良くして病気が出た株は残念ですが排気してください。4~8月はアブラムシがつきます。アブラムシの天敵のオオニジュウヤホシテントウもつきます。テントウムシとそっくりですが、葉を食害して穴だらけにしてしまいます。早めに捕殺してください。アブラムシは薬剤で予防します。
増やし方
3~4月に株分けするか、4~5月に種まきで増やせます。種まきだと2年で実がつきます。