初心者でも育てやすく、香りの良い 四季咲きオールドローズ、 ブラッシュノアゼット(CL)。
苗木部 (花ひろばオンライン) はじめてのバラ栽培 4月の作業 ~目次~ |
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バラ栽培を安心してお楽しみいただくため、12ヶ月計画を立てよう! |
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はじめてのバラ栽培(バラの育て方)3月編、もうご覧いただけましたか?
さて、4月頃のバラ栽培でおさえておきたいポイントは、ズバリ「春の植え付け」です。 今までは主に「すでにご家庭にあるバラ」について管理方法などを解説することが多かったのですが、春に植え付ける方もたくさんいらっしゃると思います。今月号では、春植えのコツや、開花前ということもあり、バラの開花性質についてスポットを当てていきます。 |
あとは木立性タイプとつる性タイプの2大分類の存在さえおさえておけば、安心してバラ栽培を始められます。今回はその2タイプの性質について解説していきます。 春から始める方も、ここで勉強して、じっくりバラ選びを楽しんでください!
ここだけは覚えておこう!
バラの開花習性と樹形について
背丈はあまり大きくならず、自立して成長し、コンパクトに直立します。花壇や鉢植えには最適な品種です。その年に伸びた枝に花が咲きます。
「シュラブ」と分類する場合もありますが、バラが世界中の人に愛されるようになったのはこの品種群があったからこそと言っても過言ではありません。
フェンスやアーチを飾るツルバラ、枝がつる状に伸びます。クライミング(CL)・ローズとも言われ、四季咲きに一季咲き、大輪系や小中輪系など種類も楽しみ方も育て方も様々です。
何かに絡みついて、どんどん上に向かって伸びていこうとする性質を持つため樹高が高くなります。その性質を利用して、アーチやフェンスに向く樹形です。前年伸びた枝に花が咲きます。
バラの開花習性について
ここでは「四季咲き性のバラ=木立のバラ」、「一季咲き性のバラ=つるバラ」という風に紹介していますが、世界中にあるたくさんのバラの中で、必ずしも上記のような樹形=性質とは言い切れません。四季咲きのつるバラもたくさんありますし、四季咲き性が強くない木立バラもあります。だいたい多いのが上記のような樹形に対しての開花修正です。
四季咲き性と一季咲きの違い
バラの開花は大きく分けて、春だけの「一季咲き」と、春から秋にかけて何度も咲く「四季咲き」の2種類があります。この図だけ見ると四季咲きのバラのほうがお得だと思われがちですが、一季咲きは開花時期が短い分、春にとても豪快に花を咲かせます。また、正確には四季咲き性のバラというより「四季咲き性の強いバラ」と呼ぶほうが適切です。
性質と新苗の特徴を理解したら・・・
実際に新苗を選んでみよう!
もし、うっかり折ってしまった場合は、折れたすぐ下から切り戻して養生してあげましょう。
バラ新苗をおすすめするメリット
1、比較的安価で手に入るにで、 気軽に始められる。
2、子育てと一緒で、 赤ちゃんのような小さいうちから育てたい
3、1年生の新苗でも開花を楽しめる
取り扱う際は細心の注意を払う必要があります。とは言っても、 春になれば体(苗の大きさ)に不釣り合いなほど、豪快な花を咲かせます。花を咲かせるのは小さな苗にとって負担が大きいですし、花の重みで枝が折れかねません。少し花を楽しんだら落としてあげましょう!
こんな風に主幹を持つのは当然NG!! 絶対にマネしちゃいけません。 |
定植場所を決めるまでは、ちゃんと仮植えポットを持つようにしましょう!! |
もったいないですが、少し花を楽しんだら落としてあげてください。 |
性質と新苗の特徴を理解したら・・・
自宅スペースに最適な新苗を選んでみよう!
春の過保護はくれぐれもご用心
4月に確認したい病気
気温も日中は二十を越え、いよいよ病害虫たちが発生しやすくなります。でも、慌てる必要はありません。専用薬剤(殺虫剤で駆除するのはもちろん、に週間に一度くらいのペースで、消毒を行ってあげてください。 病害虫は、風通しの悪い環境を好みます。 風通しをよくしてあげることが、これからを未然に防ぐ、大きな対策へと繋がります。はじめてのバラ栽培 4月編のまとめ |
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桜の開花前線も北上しお花見シーズンも終わりを迎えます。
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