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苗木部 (花ひろばオンライン) はじめてのバラ栽培 5月の作業 ~目次~ |
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バラ栽培を安心してお楽しみいただくため、12ヶ月計画を立てよう! |
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はじめてのバラ栽培(バラの育て方)4月編、もうご覧いただけましたか?
さて、5月頃のバラ栽培でおさえておきたいポイントは、「春の植え付け」と「花数のコントロール」です。四季咲き性と一季咲き性の違いについて4月編でご紹介しましたが、それぞれ異なる開花習性を把握し、四季咲き性のバラは春以降の開花に備えて花摘みをしたり、弱めの剪定を繰り返し、花数をコントールしてあげます。 春植えで失敗する例も同時にご紹介していきますので5月編は大切ですよ! |
春の開花後に、花をそのままにしておく人も多いですが、放置していてもあまり良いことはありません。枯れた花や余計な花や蕾を付けていると、バラ苗も、体力をドンドン消耗していきます。
返り咲きと違い、 四季咲きは剪定後に伸びる枝からまた秋に楽しめる花を咲かせてくれます。春に花を楽しんだら思い切って剪定してあげましょう。 バラも身軽になって喜んでくれると思いますよ。
「摘蕾」「花摘み」「切り戻し」って何?
花を摘み取ることです。咲き終わる前に摘むほうが効果的。咲き始めなら枝も柔らかいので手でも摘み取れます。
蕾を摘み取ることです。摘蕾すると新しい枝が出やすくなり、葉っぱも大きくなりやすいです。
花摘み・摘蕾は弱っている株を元気にします!
育てているバラ苗が弱っている場合は、摘蕾と花摘みを繰り返すことで株の体力を回復させる効果があります。1か月くらいすると枝数が増えてきます。夏の終わりまで摘み続けるといいです。
四季咲き性が強いバラの
切り戻し剪定はどうやってやるの?
一番花を花摘み
葉を2~3枚程度残して切り戻しする
葉は大きければ何でも良いというわけでは無く、しっかり水分を含んだ「キレイ」で丈夫な葉っぱが好ましいでしょう。
房咲きと一輪咲き、タイプごとの切り戻し剪定の方法
春植えで気を付けたい
植え付け方法のコツと考え方
春は店頭に並ぶバラの種類も豊富です。暖かくなり気候も良いので、バラを植え付ける方も多いでしょう。春にお店でバラ苗を購入したら難しいことは考えず、とにかく早めに定植しましょう。
春の後は日差しの厳しい「夏」がきます。植え付け後の夏のことも想定し、植え付け適期を見逃さないように注意しましょう!
さあ、みんなでやってみよう!!
バラの植え付け方法
用意するもの
バラの土(培養土)、 鉢(10~12号くらい)、スコップ、苗木、支柱、ハサミ
※元肥入りの培養土じゃない場合は、緩効性化成肥料を用意しておくと良いです。鉢はスリット状じゃない場合は、鉢底石を用意してください。
スコップ2~3杯程度、鉢に用土を入れる。※今回はスリット鉢なので鉢底石は不要。
ポットから苗を抜き、根鉢を崩さないよう丁寧に鉢に入れます。根鉢を崩さず、そのまま!
苗を入れたら土を足します。鉢の「つぎ口」は埋めないくらいが目安。
水を入れると体積が減るので気持ち多めに。これくらいまで土を入れたらOK!
一番太い枝に支柱を立てて固定します。 株元近くで固定するのがポイントですよ!
最後に水をたっぷり入れたら完成間近! 水を与えると嵩が減ります。
鉢植え管理の場合なるべく日照条件の良い環境で育ててください。今回はフレグラーポットを使用しましたが、スリット鉢のほうが鉢底石も不要で植え付けは格段に楽です!晩春から初夏は土の表面を毎日チェックし、乾いていたらたっぷりと水を与えてください!
以前ご紹介した鉢増し方法と似ていますが基本的な植え方が違います。鉢のサイズは2年生苗なら10~12号、新苗なら8号くらいで。新苗は枝が細く 強風などにあおられると簡単に折れてしまうので、必ず支柱を立てるようにしてください。
◆はじめてのバラ栽培 1月編 鉢増し方法◆
5月に確認したい病害虫
アブラムシ、うどん粉病、カイガラムシなど、よく耳にする病害虫が発生しやすい季節です。とにかく、日々の観察と消毒をお忘れなく!病害虫が発生してから散布するのは基本的に殺菌剤や殺虫剤、発生する前に行うのが消毒です。基本的に私は消毒が一番だと思います。かからないような環境で育てることも大事ですが、バラ栽培に病害虫はつきもの。 日々の消毒が病害虫を予防するのに大切になってきますので、皆さんもお庭のバラをチェック!
はじめてのバラ栽培 5月編のまとめ |
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一番花だけで満足しない!二番花の促進と夏の状態も考えた春植えを!
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