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動きのある花が特徴のバラ。日照時間で花色が変化する奔放な プレイボーイ

苗木部 (花ひろばオンライン) はじめてのバラ栽培 12月の作業 ~目次~


  ◆ つるバラは「曲げる」ことが大事!?
  ◆ つるバラの誘引について
  ◆ つるバラの誘引と剪定の基本を伝授!
  ◆ おすすめする厳選つるバラ
  ◆ 12月に注意する病害虫
  ◆ はじめてのバラ栽培 12月編のまとめ
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バラ栽培を安心してお楽しみいただくため、12ヶ月計画を立てよう!

はじめてのバラ栽培(バラの育て方)11月編、もうご覧いただけましたか?
さぁ!いよいよ今月で最終回となりました「はじめてのバラ栽培」楽しんでいただけましたでしょうか?とにかく初心者の方にも勇気を持ってバラ栽培にトライしてもらいたい!もうこれだけを考えて毎月更新して参りました。ラストを飾る今月は「つるバラの冬仕度」です。つるバラは1~2月に誘引、剪定を行いますが、12月頃からその準備に取り掛かりましょう!



つるバラで特に元気がある枝は、まっすぐにピンと立ち上がったままさらに勢いよく伸びてしまいます。バラは上部の枝から花枝を伸ばして咲く性質なので、こうなると背丈を越えた高い場所で花を咲いてしまったり、たくさん咲かなかったりします。こうならないように、思いきって枝を曲げる作業が「誘引」です。つるバラは枝を水平に曲げると平等に上部にくるため、たくさんの芽が吹き出します。こうすることで、テーマパークのようなキレイで豪快なつるバラの景観が楽しめるってわけです。春が待ち遠しくなりますね!

るバラの引方法と考え方

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誘引の前にまずは枝を曲げること!
らかいうちの鉄則

枝を曲げる誘引作業はなるべく12月中、遅くても2月上旬頃までに行いましょう。寒さにあたるほど木質化が進んで枝が硬くなり、枝を曲げる際に折れやすくなるからです。また、どの芽が上にくるようにするかを早く見極め、日光がたくさん当たる芽に養分を集中させることで花付きも良くなります。
芽が動き始める2月上旬頃以降に誘引作業をすると芽を落としたり傷つける恐れもあるため、早めの誘引をおすすめします。
枝を曲げていないと、芽の位 置が決まらず、写真のように 枝が悩んでしまいます。 そうなると栄養が分散してしまい、春の開花の時に花付きが悪くなってしまいます。非常にもったいないです。
早い時期から枝を曲げておく と、芽が良い位置で展開し、冬の日差しをたっぷり浴びてすくすく生長します。そうなると、春の開花ボリュームもアップします!

しっかり時期を見極めて誘引しよう!


イラストを見るとわかるように、2月を過ぎ芽吹き始めた頃に枝曲げや強引な誘引作業を行うと、新しく伸びた新芽を傷つけたり、落としたりしてしまいます。春の開花にも当然影響してくるため、こうならないよう12月、遅くとも1月頃までには枝を曲げて誘引作業を行っておきましょう!

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冬のうちからやっておこう!
に豪快につるバラをかせる準備

「枝の誘引」とその時期 についてお話しましたが、さらに応用編として「良い枝から優先的に曲 げる」ことをおすすめします。 やっぱり、一季咲きの性質が多いツルバラは、春の花期が見せ所な わけです。これからご紹介するポイントをおさえれば、あなたのご自宅のバラも、豪快に花を楽しめることでしょう。

葉っぱを手でむしり取る

まず最初に、葉っぱをむしって丸坊主にします。こうすると枝が寒さや日光をまんべんなく受けて休眠が始まります。さらに、春先に一気に芽が吹き出し花がたくさん咲きます。12月中は 芽が膨らんでいないので、グローブを付けて一気に葉っぱをむしり取ることができます。

太い元気な枝に狙いを定める

次は枝の優先順位を決めます。
イラストの①のように太くて長く伸びた枝 (若い枝) ほど、春になると元気な良い花を咲かせる良い枝です。逆に②のような細くて短い枝にはあまり花は付きません。覚えておきましょう!

枝を水平に曲げる

太くて長い枝(良い枝)①を優先的にフェンスの中段から上段に誘引します。次に、短い枝②を空いたスペースに誘引していきます。フェンスの広さや大きさに応じて誘引していけばOK!簡単でしょ?

①... 太くて若い枝から優先的に誘引する。
② ... 曲げにくい下部を細くて短い枝で埋める。

知って納得!誘引紐の結び方

なるべく隙間を作ってあげる

枝と枝との間隔が狭いと、春先に若い芽が伸びてきたときに日陰になりやすく、日照不足の原因になります。花芽がつく4月頃までに若芽にしっかり日光が当たるようにしてあげましょう。しっかり日光を当てて、芽を充実させることが5月に花をたくさん咲かせるコツです。

太い枝(A)は手のひらぐらい、細い枝(B)は握りこぶしくらいの間隔をあけましょう。

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12月に気を付ける病害虫

12月は特に気を付ける病害虫はありません。
バラの病気と害虫について
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はじめてのバラ栽培 12月編のまとめ

最近は暖冬も多いのでバラが落葉しない場合もあります!
最近では気温が下がりきらない冬もあり、12月でも葉っぱが落葉しない場合があります。そんなときは葉っぱは全部落としてあげてください。丸坊主にした状態で休眠期をむかえ、リセットした状態で新芽を伸ばし春をむかえたほうが良いです。
そして、つるバラの誘引、剪定は1~2月頃に行うため、12月のうちから枝を曲げる準備をし、良い枝と悪い枝を見極めておきましょう。
何度もお伝えしていますが、バラは切ることで、次が生まれます。花もそうですし、新しい枝が展開し、理想的な樹形になっていきます。もしこれからもバラ栽培で困ったことがありましたら、「はじめてのバラ栽培」を見て、予習、復習をしっかり行いましょう。

【バラについてのまとめ】
12月は秋バラの開花も終わり、ほとんどの地域で「冬越しの準備」を始める時期です。 寒さの影響でバラの大苗なども枝が緑から赤みを帯びてきます。これは、生育不良等では無く、バラが寒さに触れている証拠で、冬を知らせるサインです。赤みを帯びた枝ほど、畑で順調に育っていた証です。休眠期を終えると、一気に芽吹いてきて、あっという間に 開花時期をむかえます。 春に豪快な花を楽しむためにも、誘引、剪定は 積極的に行いましょう!

【バラ栽培12月編 重要キーワード】つるバラ、誘引、剪定、冬越し、フェンス、アーチ・トレリス

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