植え方・用土
夏の高温多湿には弱いので、風通しのよい半日陰に植え付けるようにしてください。
鉢植えの場合は生長が早いので苗木の1回りから2回り大きな鉢に植えて下さい。すぐに鉢いっぱいまで根が伸びてしまうので鉢植えは1~2年に1回、1回り大きな鉢に植え替えをしてください。生長がとても早いので、地植えにした方が安心です。
基本的に移植や植え付けは3月~5月または9月~10月が適期です。水はけのよい中性~弱アルカリ性の土を好みます。
鉢植えは、赤玉土(小粒)7:
腐葉土3の割合で混ぜた土に、苦土石灰を少し加えるとよいです。地植えは、植え付ける2週間前に苦土石灰を、1週間前に
堆肥や
腐葉土を混ぜ込んでおきます。
水やり
地植えの場合は水やりの必要はほとんどないです。(高温や乾燥がひどい場合はお水をあげて下さい。)
鉢植えでは土の表面が乾いた時だけ、水やりをします。必要以上に水やりをすると根腐れの原因になります。
肥料のやり方
植え付けるとき、土にゆっくりと効く緩効性
化成肥料を混ぜ込んでおきます。5月から6月の花が咲き終わった後の梅雨入り前と実が生った後の9月から10月頃に行います。
剪定方法
葉が落ちる11月中旬~2月に剪定をし、風通しをよくしていきます。上向きの枝や伸びすぎた枝、幹から伸びる細い枝などを切り落としていきましょう。生育がよいので、枝は大胆に切り落としてかまいません。幹に陽射しがあたり風通しがよくなるように剪定していきます。
病害虫の予防法
病害虫に対して強い種類の植物なので育てやすいですが、出来るだけ夏の間は涼しい環境で管理することが大事です。
風通しが悪いとハダニがつくことがあります。
増やし方
種まきか、挿し木で増やします。