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黒ぶどうで最大粒。ピンポン玉大の実がなります。

【藤稔】 ぶどう 3年生挿木大苗 1.1m苗

商品番号 kaju_budou017-03
価格 ¥ 7,993 税込
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在庫数 12
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東京都

ブドウ 藤稔

ぶどう|藤稔(ふじみのり) 3年生挿し木苗

♪高級ぶどうの代表種♪

オシャレにお庭を演出します。
甘味強く美味しい。1本で結実します。
皮にはポリフェノールたっぷり!!

黒ぶどうの横綱。500円玉大の実で、ドヤれますし、映えます。

果皮は黒色でやや紫色っぽいです。果皮が濃くなるほど糖度が高くなります。この品種最大の魅了は果実の粒の大きさが、最大で32gを越えるほどの巨大種。お相撲さんのような名前もあいまって、まさに黒ぶどうの横綱です。ピンポン玉くらいのものも取れます。通常でも500円玉大です。多汁であっさりとしており、果肉が締まって”ピオーネ”に少し似ています。直売や観光地の目玉商品として販売される高級ぶどうです。
当店、梱包担当のノブオさんもぶどう栽培デビュー時に植えて、今も現役1番バッターの早生品種です。お盆に食べれます。ドヤれる大粒で、毎年夏にこっそりお裾分けしてもらい、インスタ映えしています。
粒の大きさ、着色も良く、作りやすい初心者におすすめの品種です。最初に選ぶ黒ぶどうなら藤稔をおすすめします。病気にも強いです。若木のうちは裂果したりしますが、成木になると裂果しなくなります。着色障害も起きにくいです。というわけで、巨峰ピオーネよりも作りやすいです。

ぶどうは全般に暑さ寒さ、乾燥に強く、北海道から九州まで栽培できます。水はけが良く、通気性の良い土を好み、土質は選びません。
棚仕立てが一般的ですが、フェンス仕立てやあんどん仕立てなど工夫次第で小さな場所でも楽しめます。棚仕立てで広く育てると1本の苗木で300房以上の収穫も可能です。手間をかければいい果実ができ、おなか一杯の収穫が待っています。

欧米雑種4倍体。ぶどうの4倍体は日本の高温多雨多湿の気候に適した品種群です。

”藤稔(ふじみのり)”の特徴


学名 Vitis spp. ブドウ科 ブドウ属
別名 ふじみのり
作出年・作出者 1985年 (神奈川県藤沢市・青木果樹園・青木一直)
交配親 ピオーネ × 井川682
開花時期 5月頃
収穫時期 8月上旬~9月上旬
果実の大きさ ★★★★★ 特大粒 15~25g 最大32g 豊産性あり
甘さ ★★★★☆ 平均糖度:17~21度
果実の用途 生食、ジュース
結果年数 2~3年
自家結実性 1本でなる(アグレプト処理1回、ジベレリン処理2回で無核化(種無し)。)
最終樹高 地植え:m 鉢植え:m (落葉つる性)
栽培用途 果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木、フェンス、トレリス、シェードガーデン
成長の早さ 樹勢が強い (200cm/年)
植栽適地 北海道~九州
育てやすさ ★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、
豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性 耐病性:強い 害虫:強い
芽吹き時期 5~6月頃
花言葉 陶酔、親切、人間愛
苗木部の配送料金について
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お届けする商品について


商品について 商品は3年生挿し木ポット大苗です。根鉢の部分も含め高さ約110cmです。根鉢の大きさは8号(直径24cmポット)です。3年生苗とは苗木ができて3年目の苗です。

4月頃~10月頃は根を崩したり根をいじらないで、やさしく植えてやって下さい。落葉時期の11月~翌年2月頃は根を広げて植えても大丈夫。できるだけ、根はやさしく扱ってください。
花や果実はついておりません。


ブドウ 欧米雑種4倍体 藤稔の育て方



植え方・用土


植えつけに最適な時期は11月~翌年2月頃です。この時期の植え付けでは根を軽くほぐし、根を広げて植えます。それ以外の植え付けでも大丈夫です。3~10月の植え付けは根を崩さず、乾かさないように植えます。真夏に植える場合は植え付け直後は毎日水を与えてください。
土質は選びませんが、水はけと通気性の良い土壌を好みます。
鉢植えの用土は当店の花ひろば培養土「和み」がおすすめ。夏場の日中などは日光に当ててあげてください。
地植えでは堆肥を3割、パーライトを3割土に混ぜて土壌改良してください。


水やり


葉が大きいので水の吸い上げも盛んです。露地栽培では雨任せで大丈夫ですが、長く乾燥してから大雨にあうと給食な水の吸い上げによって果粒の膨張しすぎて裂果することがあります。初夏や夏に雨が少ないときは数日に1回水を与えてください。秋冬は水の与えすぎの根腐れに注意してください。


肥料のやり方


土が肥えていれば肥料は控えめにして早めに樹勢を落ち着かせます。有機肥料を与える場合は10月下旬~11月頃に与えます。ブドウの好きなアミノ酸がたっぷり含まれた「ぶどうがおいしくなる肥料」がオススメです。6月以降はマグネシウム欠乏症が起きることがあり、梅雨入り後くらいに天然硫酸マグネシウム肥料を与えるとよいです。ぶどうは窒素分を多く与えると樹勢が強くなりすぎて果実の品質低下になるので、よほど生育が悪い場合を除き、追肥は必要ありません。


花芽の付き方


ぶどうは若い柔らかな枝に養分が蓄積され、前年伸びた枝の葉腋のほとんどに花芽を含む混合芽がつきます。春になると、混合芽からつるが伸びて、つるの基部から3節目くらいに2~4の花房が咲きます。前年の貯蔵養分が不足していたりすると花芽がつかなかったり、花ぶるいします。
また、剪定や芽かきの強弱、窒素肥料の多少によってつるの勢いが左右されやすく、
つるの勢いが強すぎると受精(この場合は樹勢ではなく受精)が悪くなって果粒が落花する花ぶるいがおきます。前年の養分を蓄積させるために秋遅くまで葉が茂るようにすることや、窒素過多にならないようにすること、芽かき量を減らして樹勢が落ち着くようにするなどで花ぶるいを予防してください。


剪定方法


日本では棚仕立てが多いです。高温多湿で春から秋にかけて雨が多い日本では、ぶどうは雨の跳ね返りや雨が原因で病気になりやすいので、なるべく地面から遠いところで果実をならせるために棚仕立てが一般的です。





日本国内でも生垣仕立てもできます。生垣仕立てですと、果実が低い位置になるので収穫しやすく、ベランダや狭いお庭でもブドウ栽培に挑戦できます。





その他栽培や性質の注意点


1本の新梢に2~4個花房ができますが、全部ならせると花ぶるいしやすく、果実の肥大も遅れ、来年の花芽も充実しなくなるので、棚仕立てでは50cm前後の弱い枝は新梢3本に1房、1mくらいの枝では2本に1房、2mの強い枝には1房を目安に摘房します。フェンス仕立てでは縦に伸ばすツル1本に1房。ならせなかった枝は翌年の着枝にします。
30~35粒くらいに摘粒する大玉種なら葉35枚に1房、摘粒や摘房で葉1枚に1粒が目安です。

種なしの方法はジベレリン処理です。
藤稔は種が残りやすいのでアグレプト処理(ストレプトマイシン)も1回します。
巨峰などと同様花穂の長さを3~4cmに房づくりします。満開予定日の14日前~開花開始までにアグレプト200ppmで花穂に浸します。その後満開~3日にジベレリン25ppmとフルメット5ppmを加えてジベレリン処理1回目をします。開花時期がばらついたら何度かに分けて行います。処理時期が早いと花穂が曲がったり、また処理が遅れると種ありになったり着色不良が起きます。
2回目はその後10~15日ジベレリン25ppm処理すれば果実の肥大促進になります。処理が遅れると着色不良や裂果しやすくなります。溶液に食紅を加えておくと処理した花房が見分けやすいです。

ピオーネと同様に35~38粒くらいに摘粒するのがおすすめ。摘粒は3回に分けて1回目はなるべく早く行い、果粒肥大促進と新梢伸長を促します。
1回目ジベ処理の4日後に果粒が肥大が進んだ房から予備摘粒開始。軸の長さ7cmくらいに上部支梗を切り下げるか房尻を切り上げます。内向き果や小さな果をハサミは使わず果粒をひねって取り除く程度にします。
2回目ジベ処理前後に果梗が太くて大きい外向きの粒を残して仕上げ摘粒します。果梗の切り残しは裂果の原因になるので支梗は付け根でハサミで切ります。
袋がけの前に果粒肥大が進んで詰まりすぎている場合は見直し摘粒をします。ハサミで傷つけたりブルームを落とさないように慎重に。


その他豆知識


詳しいブドウの育て方はこちら




病害虫の予防法


雨で黒痘病が出やすくなるのと、裂果を防ぐために雨除け栽培をおすすめします。