Rosaceae Rosa ’Rose Synactif’
バラ|ローズシナクティフ(ローズシネルジック) 大苗
スブニール・ダムール シリーズ
~香り立つ愛の思い出~
香水にちなんだ名を持つバラ。独特な香りの紫色系で最強のバラ。
香水にちなんだ名を持つバラ。資生堂とデルバール社とのコラボレーションで誕生したバラです。このバラに導かれてクレドポー ドーテ(クレ・ド・ポー ボーテ シナクティフ)のローズシナクティフが生まれました。
ローズシナクティフは「ローズシナクティフ」と命名される前は、ローズシネルジックという名で流通していました。その前はエモーションブルーという品種名でした。
エモーションブルーの時代からよく売れる人気のバラです。名前変えるなよ!名前が変わるたびに認知度が下がって売れなくなりますが、良いバラですから、しばらくするとやっぱり人気が戻ります。
少しフリルがかった丸弁で抱え咲きの花。四季咲き性が強く、病気に強くて丈夫な、大輪のシュラブローズです。
香りも強く独特で、ローズ香をベースにレモン・アニス・バジル・バーベナ・レモングラス香を楽しむことが出来ます。
色は柔らかな薄ピンクに近い紫~灰色を帯びた淡い青紫(モーヴ)で、丸みを帯びた花形と花弁から、可愛らしさの中にどことなく引き締まった印象を受けます。
ブルー系で香りがいいのに病気に強い。ロサオリエンティスのリラと同様、耐病性は最強の一歩手前。かなり減農薬でいけます。うどん粉病に強い。黒点病に強い。
生育旺盛で、幅は1.2m程になり、仕立て方次第で、鉢も地植えも楽しめ、ショートクライマーとしてアーチにしても見ごたえがあります。
2006年にバガデル国際バラコンクールにて、ベストフレグランス賞と金賞を受賞したバラ。
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるものです。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。
シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめます。どっちかといえば、トレリスやオベリスクに誘引して大きくした方が、たくさん花が咲くボリュームがある鉢植えで楽しめます。ベランダで楽しめるつるばらと言う感じです。
バラ ”ローズシナクティフ”の特徴
学名
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Rosaceae Rosa ’Rose Synactif’ バラ科 バラ属
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別名
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エモーションブルー、ローズシネルジック
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作出年・作出者
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2006年 (フランス・デルバール社)
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交配親
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Centenaire de Lourdes × Commandant Cousteau
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開花時期
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5~11月 (四季咲き)
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花色・大きさ・花形
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モーブピンク・・丸弁高芯咲き
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香りの強さ
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★★★★★ 強香 ブルーにティー
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最終樹高
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地植え:m ~ 1.5m 鉢植え:m ~ 1.5m (落葉低木)
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最終葉張り
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m ~ 1.2m シュラブ/横張り性
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栽培用途
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花壇、地植え向き、庭植え向き、鉢植え向き、オベリスク向き、フェンス向き、トレリス向き、ポール向き、アーチ向き、切花
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成長の早さ
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樹勢が強い
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植栽適地
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日本全国
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育てやすさ
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★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性普通、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:強い 害虫:強い
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芽吹き時期
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3~4月頃
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トゲの大きさ
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トゲは普通
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花言葉
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愛、美
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植え方・用土
植え付け適期は10月から翌年の春、遅くても5月中には植えてあげましょう。他の時期でも植え付けは可能ですが、葉っぱが残っている時期は根鉢を崩さないようにそっと植えつけ、水切れさせないよう注意します。ふかふかの土が好きなので、地植えの場合は完熟
堆肥を漉き込んで植えつけます(肥料分が入っていない場合は元肥もいれます)。鉢植えの場合は
培養土を使用すると楽ちんです。スリット鉢でない場合は、排水性を良くするために
鉢底石を鉢底に敷いてください。
水やり
鉢植えの水やりのポイントは、土が乾いたらたっぷりと水を与えることです。地植えの場合は土が乾いて葉の先が萎れたときにたっぷりと与えます。ですので、梅雨の時期は控え気味に、真夏の高温期は水切れさせないよう注意しましょう。
冬の時期は休眠期に入るので鉢植えでも水やりは控え気味に。たまに土の表面を見て乾いていたら与える程度で大丈夫です。地植えの場合は雨水で十分です。
肥料のやり方
3月の芽出し時期と夏剪定後に追肥を行います。バラが弱っている場合は液肥や活力剤で樹勢回復を優先しますが、そうでない場合は緩効性肥料を適量与えます。
地植えの場合は、寒肥として株周りに乾燥牛糞等を漉き込みます。
花芽の付き方
花の付き方が不安定で、切れば咲くHTローズと比べてちょっと気まぐれな系統です。大きなものは樹形の管理が難しくなるため、初心者はコンパクトに木立に仕上げるのがおすすめ。
剪定方法
シェラブは仕立て方によって木立にしたりフェンスに添わすことが可能です。
■木立仕立てにする場合
【冬剪定】
木立仕立てにする場合は1月中旬から2月上旬の、芽が動き始める直前に剪定を行います。生育の悪い枝や並行枝などの不要な枝は根元から取り除きます。また、全体に日が当たるようバランスを見ながら全体の1/3~1/2を剪定します(1/2以上残します)この際に、芽の少し上で切るようにしましょう。
通常はこの時期は落葉していますが、近年の温暖化の影響か葉が残っていることもありますので、剪定する2週間前に葉をすべて取りのぞき、枝の状態を確認しておきます。
【花後の剪定】
一番花を摘み取ったら、その枝の葉を2~3枚残して切り戻し剪定を行います。
また、梅雨や夏の高温期は病気になりやすい時期でもあります。不要な枝葉適宜剪定し、風通しがいい状態を維持しましょう。
【夏剪定】
9月ごろの気温が下がり始め、生育が再び活発になるこの時期に夏剪定を行います。夏越し後のバラの状態にもよりますが、基本的に葉が残っている部分の1/3弱ほどを剪定します。弱ったバラだと下葉がないこともあるため、枝先をちょっと切るだけになることもあります。この時に株元がカチカチのようなら少し耕してあげましょう。
■フェンス仕立てにする場合
【夏剪定】
7月ごろに夏剪定を行います。去年から誘引している親枝を枝先から1/3程度元気なシュートの手前まで切り戻します。切った後に出てきたシュートは、束ねて垂直になるように軽く縛っておくと育ちが良くなります。
【その後の剪定】
梅雨や夏の高温期は病気になりやすい時期でもあります。不要な枝葉は適宜剪定し、風通しがいい状態を維持しましょう。
【冬の誘引】
今年に伸びた枝が固くなる前、12月ごろに誘引を行うのが理想です。(一応2月くらいまでは誘引可能)。葉っぱをすべて落とした後に、良い枝から優先的に水平になるように誘引していきます。枝同士が少なくとも握りこぶし分くらいは離れるようにしてください。
その他豆知識
近年の夏の暑さはバラにとっても大変な負担です。直射日光が当たらないように工夫するなど、バラが涼しく過ごせるような対策をしてあげましょう。葉っぱが黄色くなり始めたら夏バテのサインです。
病害虫の予防法
3月頃から病害虫の被害が増え始めます。植物の様子を見ながら適宜、薬剤などを使用します。特に、梅雨の湿気が多い時期や真夏の高温期は要注意です。