珍しいベリーの木|浅間ベリー (クロマメノキ)
シャワーボーイ付き
浅間ベリー の特徴
ブルーベリー?黒豆?ぶどう?日本に自生する珍しいベリーの木。
ベリーの木は数あれど、これは非常に珍しい、どこにも売っていないベリーの木がついに登場!その名も「浅間ベリー」。「浅間ベリー」は「浅間葡萄」とも呼ばれ、浅間山に自生する「クロマメノキ」の大実選抜種で、ブルーベリーが日本に伝わる前の時代、ジャムに加工され、軽井沢の名産物として有名でした。
果実はブルーベリーによく似ていて紫黒色。直径1cm程度で酸味があって甘酸っぱく、種が少ないので、ジャムや果実酒、ジュースなどに加工して食されることが多いです。花はドウダンツツジのような壺型で愛らしく、ほんのり薄紅色から白色へと変化します。樹高は30~80cm前後とコンパクトな小さなベリーの木です。
高山帯に自生するだけあって寒さには非常に強く、マイナス20度くらいまでなら耐えられます。その分暑さは苦手で、30度以下の場所が続く涼しいところでないと、夏越しが難しいです。温暖化が進むなか、自生する「クロマメの木」も少なくなり、今では見かけることも少なくなってきました。
今回はオシャレな鉢とセットでお届けします。直接植え替えていただくも良し、別の用途にお使いいただくも良し。鉢の蛇口部分は飾りなので、水は出ません(笑)。お間違えのないように・・・数量限定になります。
学名 | Vaccinium uliginosum ツツジ科スノキ属 落葉低木 |
別名 | 黒豆の木 (クロマメノキ)、浅間ブドウ (アサマブドウ) など |
開花時期 | 6月~7月ごろ |
収穫時期 | 8月~9月ごろ |
受粉樹 | 不要 ※受粉樹は不要ですが、人工授粉をしていただく方がより確実に収穫ができます。 |
最終樹高 | 30~80cm前後 |
植栽適地 | 北海道 ~ 中国地方以南 |
栽培用途 | 鉢植え、地植え、盆栽、花壇、記念樹など |
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こちら クロマメの木の育て方
植え付け・用土
基本的に移植や植え付けは10月~入梅までに行います。春(3月中旬頃)が適期です。
ツツジ科のため、弱酸性土を好みます。pHが4.5~5.5くらいになるように、
ピートモスを混ぜて土壌改良してから植え付けてあげてください。鉢植えの場合は、ブルーベリー専用培養土「
ブルーベリーの土」また、水はけ、風通しの良い場所が適しています。半日陰でも良いですが、日当たりの良いほうが秋の紅葉も美しくなります。
管理場所
日当たりを好みますが、夏の高温と乾燥を避けるような場所に植えて(鉢を置いて)ください。夏の間は、日差しが強いようであればネットなどで遮光してください。夏でも30度以下を保てるような場所が理想です。
【鉢での栽培】
特にベランダ栽培の場合は水やりに注意です!ベランダは夜間も温度がこもりやすく、乾燥しやすいので、梅雨から夏にかけては、水管理に気をつけて様子をみてあげてください。
落葉している冬はほとんど水は欲しがらなくなるので、土が乾きにくくなります。そんな時期は水の与えすぎになりやすいので、土が乾いたら水を与え、根ぐされに注意してください。
剪定について
剪定はほとんど必要ありません。込み合う枝や従長した枝を間引く程度です。
肥料
肥料は寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。3月に「
ブルーベリーの好きな肥料」を、収穫後には
化成肥料を与えてあげてください。
病害虫・消毒
病害虫はほとんどつきません。まれに高温多湿になるとうどんこ病が発生しますので、発生したら薬剤を散布して対処してください。