植え方・用土
植え替えは12~4月ごろが最適です。それ以外の時期の植え付けでも比較的問題なく育っています。
寒い時期の植え付けでは根をやや広げ気味に植えます。9~11月と3月以降の暖かい時期、葉がある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
水はけの悪い場所でもゆっくりですが育っています。乾燥には弱いので肥沃な土で育ててください。
地植えの場合は、『花ひろば堆肥
極み』を1袋、土に混ぜて植えると良いです。
鉢植えでは
果樹の土を使って植えると簡単手軽&最高です!
春の植え付け方法
芽吹きは始まる春の植え付けでは根っこを崩さずにそっと植えます。ポットや鉢から抜いた時に土がボロボロ落ちても構いません。
葉がある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
夏の植え付け方法
なるべくなら地植えは控えますが、毎日水やりができるようであれば地植えします。
地植え後は根が浅く、土に馴染んでいないので毎日から2日に1度のペースで秋に定期的に雨が降る季節が来るまで水やりを丁寧におこなってください。
鉢植えから鉢植えへの植え替えでは根を崩さずに植え替えします。
秋の植え付け方法
根がまだ活動をしている秋の植えつけは、乾燥に強く育つと言われます。
秋の植え付けは春の植え付けと同様の要領で行います。
しばらくで苗木の成長が止まりますので、秋の植え付け時の肥料は与えても与えなくてもどちらでもいいかと思います。与えてもしばらくで冬になり、成長が止まるからです。
冬の植え付け方法
12月~3月ごろが植え付け適期。土が凍るような寒冷地でなければ12月が最適。移植も生長が休眠する冬の季節です。
寒冷地では露地への植え付けは冬の前に終わらせるか、春植えをおすすめします。
鉢植えへの植え付けは寒冷地でも可能ですが、軒下や鉢土が凍結しない場所で育ててください。
ポットや鉢から抜いたら根を少し広げるように植えても大丈夫です。根を乾燥させないように植えます。
水やり
夏は良く水を欲しがるので、乾燥に注意してください。冬は休眠しますので水の与えすぎに注意してください。土質にもよりますが、露地栽培では雨水だけで十分です。
肥料のやり方
肥料はほとんど必要ありませんが、2月に速効性
化成肥料、12月に緩効性の有機質肥料を与えます。おすすめはブドウの肥料です。
花芽の付き方
花芽は前年に伸びた枝の葉脇に翌年の花芽を含んだ混合芽がつきます。翌春からこの混合芽からツルが伸びて花が咲きます。
剪定方法
棚仕立てにする場合はぶどうやキウイと同様、主になるツルを2~3本旺盛に伸ばして棚の上まで上げ、不要な枝は早めにかきとります。
棚の上で太いツルを四方に配置して主ツルにし、主ツルが弱ったら新しいのと更新していきます。
込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK。
棚からあふれるツルは早めに7~8節で摘芯しておくとよいです。
フェンス仕立ても同様で、込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK。
その他豆知識
果皮がはちけて、中がやわらかくなったことが食べごろです。種ごとしゃぶり付きます。秋の味覚のおいしさです。ツルや果皮にも独特の食感があり、高級食材として、てんぷらや油炒めなどで利用されます。
病害虫の予防法
害虫は芽吹き時のアブラムシくらいで、ほとんど心配ないです。6月ごろうどん粉病が出ることがあるので、早めに予防します。
育て方のまとめ
ほぼほったらかしで大丈夫。込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK
増やし方
挿し木か接木で増やします。