ミツバアケビとゴヨウアケビ
健康食品としても注目!!
甘くておいしい果実です!
割れた果実にしゃぶりついて、果肉を食べて種は吐き出します。
アケビの葉。葉のシミは病気ではありません。
三つ葉に比べ、五葉アケビは軸が細いです。貧弱ではなく、性質ですのでご安心ください。
健康食品としても注目!
甘くておいしい果実です!
三葉あけび(みつばあけび)は3枚葉のアケビです。あけびの中では一番甘味が強く、サイズも大きめです。
割れた果実の白いゼリー状の果肉をそのまま食べます。果肉を味わったら、中の種子を吐き出します。白い果肉はとろりとした爽やかな甘みで、自然界ではトップクラスの糖度です。
落葉性ですが暖地では葉が残って越冬することがあります。
五葉アケビ(ごようあけび)は葉は5つの楕円形の小葉が掌状につきます。
秋の味覚、あけび。山野に自生していたアケビも最近では家庭果樹として注目されています。果実を生食するほか、果皮や新芽やツルも健康食品として近年注目されています。つる性落葉果樹です。グランドカバーとして地面を這わせたり、壁面仕立てや木やフェンスを登らせたり用途多彩。アケビは1種類では結実しません。五葉アケビと三つ葉アケビをセットで近くに植えてください。果実が割れて柔らかくなった頃が収穫時です。甘くておいしい果実です。つる・葉・茎・果実は8~9月に採取して日干しします。
秋~冬のツルを水洗いし、輪切りにし、4~5日日干しし、煎じて飲みます。
アケビの特徴
学名
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Akebia trifoliata (三つ葉アケビ)、Akebia x pentaphylla (五葉アケビ) アケビ科 アケビ属
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開花時期
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4~5月
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花色・大きさ・花形
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濃紫色(三つ葉アケビ)・ピンク(五葉アケビ)・・一重
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収穫時期
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9月下旬
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果実の大きさ
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中実 200~250g 豊産性あり
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甘さ
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★★★★★ 平均糖度:20度
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果実の用途
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生食、果皮を料理などに
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結果年数
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2~4年
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自家結実性
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1本でならない(アケビは自家結実しませんので1種類だけでは実がなりません。異なる2種類を近くで育てて受粉させてください。)
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推奨受粉樹・結実率順で記載
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アケビ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビ
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最終樹高
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地植え:m 鉢植え:m (落葉低木)
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最終葉張り
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2m ~ 3m つる性
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栽培用途
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果樹畑、鉢植え、グランドカバー、生垣、シェード
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植栽適地
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北海道南部~九州
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性普通、 豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:強い 害虫:強い
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芽吹き時期
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4月頃
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花言葉
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才能、唯一の恋
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植え方・用土
植え替えは12~4月ごろが最適です。それ以外の時期の植え付けでも比較的問題なく育っています。
寒い時期の植え付けでは根をやや広げ気味に植えます。9~11月と3月以降の暖かい時期、葉がある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
水はけの悪い場所でもゆっくりですが育っています。乾燥には弱いので肥沃な土で育ててください。
地植えの場合は、『花ひろば堆肥
極み』を1袋、土に混ぜて植えると良いです。
鉢植えでは
果樹の土を使って植えると簡単手軽&最高です!
冬の植え付け方法
12月~3月ごろが植え付け適期。土が凍るような寒冷地でなければ12月が最適。移植も生長が休眠する冬の季節です。
寒冷地では露地への植え付けは冬の前に終わらせるか、春植えをおすすめします。
鉢植えへの植え付けは寒冷地でも可能ですが、軒下や鉢土が凍結しない場所で育ててください。
ポットや鉢から抜いたら根を少し広げるように植えても大丈夫です。根を乾燥させないように植えます。
水やり
夏は良く水を欲しがるので、乾燥に注意してください。冬は休眠しますので水の与えすぎに注意してください。土質にもよりますが、露地栽培では雨水だけで十分です。
肥料のやり方
肥料はほとんど必要ありませんが、2月に速効性
化成肥料、12月に緩効性の有機質肥料を与えます。おすすめはブドウの肥料です。
花芽の付き方
花芽は前年に伸びた枝の葉脇に翌年の花芽を含んだ混合芽がつきます。翌春からこの混合芽からツルが伸びて花が咲きます。
剪定方法
棚仕立てにする場合はぶどうやキウイと同様、主になるツルを2~3本旺盛に伸ばして棚の上まで上げ、不要な枝は早めにかきとります。
棚の上で太いツルを四方に配置して主ツルにし、主ツルが弱ったら新しいのと更新していきます。
込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK。
棚からあふれるツルは早めに7~8節で摘芯しておくとよいです。
フェンス仕立ても同様で、込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK。
その他豆知識
果皮がはちけて、中がやわらかくなったことが食べごろです。種ごとしゃぶり付きます。秋の味覚のおいしさです。ツルや果皮にも独特の食感があり、高級食材として、てんぷらや油炒めなどで利用されます。
病害虫の予防法
害虫は芽吹き時のアブラムシくらいで、ほとんど心配ないです。6月ごろうどん粉病が出ることがあるので、早めに予防します。
育て方のまとめ
ほぼほったらかしで大丈夫。込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK
増やし方
挿し木か接木で増やします。