こちらの予約商品のお届け時期は11月~12月頃になります。
クルミ 鬼グルミ
殻が堅くてゴツゴツしたクルミ
殻が非常に堅くてゴツゴツしたクルミ。栄養豊富な健康果実
『鬼グルミ(おにぐるみ)』は、日本国内の野生のクルミの大半を占めます。
オニクルミはカシクルミやシナノグルミに比べて実が小さく、殻が堅くてゴツゴツしています。オニグルミの殻は非常に堅いので、ハンマーなどを使わないと割ることができません。
殻と内部の隔壁が厚いうえ、不規則に空洞があるため食べられる実は少ないですが、味は濃厚で保存性が良いです。
おにぐるみ
味もよく栄養価が高い品種です。料理や菓子作りに、和食にも使われます。また、材木としても優秀で、家具や工芸、彫刻などにも用いられます。
結実は秋(9~10月頃)。育て方はいたって簡単、樹勢が強く放任でも出来やすいです。
クルミは落葉高木樹なので、お庭の立派なシンボルツリーになります。好みにもよると思いますが、1年中葉っぱを付けている常緑樹が好きな方は別として、落葉シンボルツリー好きにはたまらない逸品なのです。幹肌はスベリがよく最高で、大きくなってからの姿は圧巻です。
くるみ(胡桃)全般の特徴。
内果皮の軽い菓子胡桃(かしぐるみ)と内果皮の厚い鬼胡桃(オニグルミ)に分類されます。
5~6月にかけて開花し、その後に直径3cm程度の仮果と呼ばれる実を付けます。仮果の中に核果があり、その内側の種子を食用とします。日本に自生している胡桃の大半はオニグルミといい、核はゴツゴツとして非常に硬く、種子が取り出しにくいのでくるみ割り器などを使って割り中身を取り出します。
クルミには良質なタンパク質(17~25%)、脂肪・乾性油分(60%以上)、炭水化物(4~8%)の他、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンEの様々なビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、非常に栄養価の高く消化に良いことでも知られています。
寒さには強く冷涼な気候を好みます。高温多湿な場所では枝が徒長しやすく、雌花がつきにくくなり、結実が悪いです。なので、西南以西の暖地では海抜200~500mの山間部での栽培が良いです。ただし、発芽後は寒さに弱いので、晩霜害や発芽後の風当りで新芽が被害にあいます。風当りの強くない場所が良いです。クルミはもともと芽吹きが遅いのですが、下手に早く芽吹くと新芽が傷む恐れがあるので早すぎる芽吹きでは風よけをしてください。
くるみは柿と同様深根性ですので、苗木でも細根が少なく、芽吹く時期も他の落葉果樹より遅いです。「芽吹かないのですが大丈夫ですか?根がほとんどなかったからだと思います。交換してください」と毎年質問メールが届きます。すみません。個体差もあるので、芽吹くのが遅いだけだと思います。(2006年では7月に芽が出ました。)芽吹かない、根がないなどの理由での交換はできません。
オニグルミ は収穫までは5年以上の年数がかかります。
鬼ぐるみの特徴
学名
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Juglans mandshurica var. sachalinensis クルミ科 クルミ属
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別名
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おにぐるみ
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開花時期
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5月~6月頃
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花色・大きさ・花形
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雄・緑 雌・赤・・房状
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収穫時期
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9月~10月頃
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果実の大きさ
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中果 8g
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果実の用途
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飴煮、くるみ味噌、柚餅子
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結果年数
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5~6年
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自家結実性
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1本でなる(雌雄同株。雄花と雌花を別々につけます。 雄花は2年目の枝に、雌花は春に新しく伸びた新芽につきます。 近くに受粉樹があったほうが結実が安定します雄花と雌花の開花がそろわないことがあります。2本以上植えると安心です。)
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最終樹高
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地植え:5m ~ 6m (落葉高木)
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最終葉張り
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4m ~ 5m 半開帳性
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栽培用途
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果樹畑、花壇、シンボルツリー
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植栽適地
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北海道南部~九州
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性やや強い、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:とても強い 害虫:強い
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芽吹き時期
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4~7月頃
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花言葉
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「あなたに夢中」「至福のとき」
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植え方・用土
秋~梅雨位までに植え付けします。葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。梅雨以降に植え付けする場合は水やりを忘れずに。落葉時期は根をいじっても大丈夫ですがやさしくです。 葉がついてる時期は根は崩したり、触らないようにしてください。
肥沃で水はけの良い肥沃な土を好みます。多湿と乾燥に弱いので、通気性を持たせ、十分
堆肥をすきこんだ土に浅く植えます。
植え付け時に主幹を地際から40~50cmくらいで切り戻し、主枝を数本立てるように仕立てます。
肥料のやり方
12月~1月頃に有機質肥料を与えます。露地栽培の場合は2月頃に与えます。鉢植えの場合は1ヶ月に1回有機肥料を与えてください。
ブドウの好きなアミノ酸がたっぷり含まれた『ブドウの好きな肥料』がオススメです。
収穫後の10月~11月頃にお礼肥として
化成肥料『元気玉』を与えます。
剪定方法
葉が込み合い、日当たり不足にならない程度に間引く程度の剪定です。樹高が高くなりすぎる場合は、主幹を切り、芯を止めて、主枝を2~3本伸ばして低い樹高に仕立てます。
病害虫の予防法
殻が堅いので、病害虫の影響を受けにくいです。