朝鮮マキ
日陰に強く、潮風に強く、病害虫に強い!
チョウセンマキの葉です。
濃い緑葉はすばらしい背景色になり、他の植物を引き立たせます。
マキと名のつくものを3種類ならべてみました。
↑ 上:イヌマキの葉 下左:ラカンマキの葉 下右:朝鮮マキの葉 ↑
イヌマキ・ラカンマキよりも葉色が濃いです。
葉色が濃いイヌガヤの仲間
イヌガヤの仲間で、古くから日本にあるイヌガヤの変種、おなじみの園芸品種です。
名前が紛らわしいですが、原産は朝鮮ではなく日本です。見た目はコウヤマキや、特にラカンマキやイヌマキに似ていますが、ラカンマキやイヌマキと比べると葉色が濃く、コウヤマキと比べると葉が小さく密になっています。一方、仲間とされているイヌガヤには、あまり似ていないというややこしい木です。庭木のほか、刈り込みにも耐えます。枝を散らして仕立てたり、花材にも楽しいです。
\“朝鮮マキ”の特徴
学名
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Cephalotaxus harringtonia イヌガヤ科 イヌガヤ属
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最終樹高
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地植え:3m ~ 8m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木)
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最終葉張り
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3m
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栽培用途
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ボーダー、鉢植え、盆栽、生垣、目隠し、花壇、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、ゴルフ場
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成長の早さ
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遅い (10cm/年)
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育てやすさ
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★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い
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耐病害虫性
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耐病性:強い 害虫:普通
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植え方・用土
日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。鉢植えでも大丈夫です。
直射日光がきついと葉が黒く焼けます。土質は選びませんが、
乾燥を嫌うので花ひろば堆肥\“
極み”や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、
よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと
腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
肥料が切れると葉色が悪くなります。
花芽の付き方
花は小さく鑑賞価値はありません。
剪定方法
放任して育てても自然な樹形になります。刈り込みにも強く、剪定は6~7月と10~11月に不要枝を間引く剪定と葉先を整える剪定を行います。
病害虫の予防法
風通しの悪い環境ではアブラムシ、ハマキムシ、カイガラムシがつくことがあります。
発生したら病害虫に応じて、対応してあげてください。