穏やかに育つ常緑シンボルツリーにおすすめの花の咲くハイノキ。
常緑で洋風に似合う花の咲く木。春に白いキンバイカのような白い小花をつけ、果実は8~10月に紫黒色に熟します。枝はよく分枝し、小さな照り葉が密について、風に揺れるとやさしげで涼しげ。自然に美しい樹形を形成するので、庭の常緑の主木に適しています。刈り込んでも萌芽力が強いので、目隠しや生垣、シンボルツリーにも最適です。近年人気が上昇中で、生育がとても遅く流通本数が少ないので大変高価な樹種で、株立ちのものが特に人気があります。
成木では高さ5~10mになりますが成長がとても遅く、庭植えしても大木になるまでかなりの年月がかかります。ですので、「大きくなるからどうしよう」の心配はありません。
店長の自宅にも植えていました。日当たりの良い場所に植えて5年以上のハイノキです(冬~春の写真)。葉色が悪いのであまりいい状態ではありませんが、上記の写真の状態でも10年以上楽しませてくれました。土質の硬い庭だったので植えてからほぼ樹高は成長しませんでした。一日中日が当たる場所だったのと、肥料はほぼ与えていなかったので、葉色が褪せてしまっていましたが、10年以上シンボルツリーで頑張って、病害虫がついたことはありませんでした。
黒紫色の果実を野鳥が好むと紹介されていますが、野鳥は来てたのかな。記憶にないです。猿は来てませんでした。
(庭の模様替えで、やむを得ず撤去してしまいました。)
常緑性ですが冬~初夏、秋に葉が黄色くなり古い葉が落葉します。葉の生え変わり、自然現象ですのでご安心ください。また、葉は下を向いて茂ります。冬は寒さで葉が内側に丸まることがあります。
日当たりの良い場所よりも日陰気味のほうが葉色も生育も良いです。日当たりの良い場所でも育ちますが、葉色は黄色~うす緑黄色になります。
ハイノキ(はいのき)は暖地の山野に生える常緑高木で、シェードガーデンの庭として人気です。