●品種の特徴
本種はモチノキの仲間で、花も美しく、かわいらしい赤い実をつけてくれます。　葉も光沢があり鮮やかで、観賞価値はかなり高めです。　あまりお目にかかれない品種ですので、見つけたらチェックしてみてください！半日陰でも比較的育ちますので、育てやすいです。

ナナミノキは雌雄異株です。果実は雌にだけなります。

※苗木はすべて国産苗木です。
※資料によっては最終樹高がもっと大きい場合もありますが、それは自然環境で放任して栽培した場合の大きさです。
※目隠しでの植え付け間隔は80cm間隔をお勧めします。

ナナミノ木の育て方

• 植え付け時期
  基本的に移植や植え付けは9月～入梅までに行います。
  最適な時期は3～5月と9～10月です。
  
  
• 植え付け用土
  水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。バーク堆肥をよくすきこみ、浅めに植えます。
  
  
• 剪定方法
  強い刈り込みに耐える木です。花芽は7月頃から作られますので、それまでに剪定をします。3月ごろもしくは11月ごろに樹形を乱す枝を切ります。
  
  
• 水管理
  雨が当たる環境で地植え（露地栽培）の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
  
  
• 肥料
  2月に『みかんの好きな肥料』を与えます。あるいは、油粕と骨粉を６：４の割合で混ぜたものか、油粕と化成肥料（10:10:10)を株周りに木の大きさに応じてまきましょう。追肥は鉢植えでは6月に、庭植えは8月下旬～9月上旬に同じ肥料を寒肥の半分くらい与えます。
  
  
• 消毒
  病害虫はほとんどつきませんが、黒紋病やすす病、カイガラムシがつくことがあります。病害虫がついたら駆除の消毒を定期的に散布します。黒紋病はネオファネートメチル剤やアンバム剤などで予防できます。カイガラムシは1～3月にかけてマシン油乳剤で防除します。すす病はカイガラムシを防ぐとすす病もでません。