植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。寒冷地では12月~2月の極寒期は避けます。
湿り気がありやや粘質の土壌を好みます。日当たりのよい場所が適していますが、耐陰性があり建物の北側など日当たりの悪い場所でも育ちますが、日陰地だとどうしても枝が間延びがちになります。また、乾燥に弱い性質なので、土が乾きやすい土壌や冬に乾いた風が当たる様な場所は適していません。花ひろば堆肥
極みで保水力のある用土に土作りをして植えます。
水やり
鉢植えの場合は、春ごろから9月ごろまでは鉢土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えてください。過湿が苦手なので落葉時期の水の与えすぎに注意です。冬は1週間以上鉢土が乾かないこともあります。
雨が当たる場所に地植えする場合、水は雨水だけで十分です。よほど雨が降らない時期や、乾きやすい場所の場合は土が乾いてきたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
肥料は2月~3月に花ひろば堆肥
極みや油かすなどの有機質肥料を多めに施します。やせ地では本来落葉する時期ではないのに葉を落とすことがあります。
剪定方法
ほぼ放任であまり枝を切る必要はありません。枝が間延びした場合やスペースの関係上大きくできない場合は、枝を半分くらいの長さに切り詰め、新しい枝を出させる様にします。枝葉が密生している中にある細かい枝は大きな葉に日が遮られることなどもあり枯れやすいので、早めに枝分かれしている付け根の部分から切り落とし、樹の内部まで風がよく通る様にします。(枝抜き剪定と言います。)剪定の適期は6月下旬から7月上旬、11月中旬から12月です。
病害虫の予防法
病害虫はほとんどつきません。