植え方・用土
秋~梅雨ごろまでが植え付け適期です。開花期が早いので暖地では秋植えをおすすめします。
葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
水はけが良い肥沃な土壌を好み、過湿や日陰に弱いです。日当たりの良い場所に浅く植えます。
地植えの場合は、『花ひろば堆肥
極み』を1袋と
パーライトを1袋、土に混ぜて植えると良いです。
鉢植えでは
果樹の土を使って植えると簡単手軽&最高です!
春の植え付け方法
2月ごろが植え付け適期です。まだ寒い時期であれば根を少し広げ気味にして植え、葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。
夏の植え付け方法
根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。
秋の植え付け方法
暖地では植え付け適期です。秋植えすると次の生育期まで半年くらいあるので、水切れに耐える苗に育ちます。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。根がほぐれないときは無理にほぐさず植えます。
冬の植え付け方法
冬も植え付けにいい時期です。土が凍らない地域では冬でも大丈夫。多少の雪や霜は問題ありません。寒さが心配な場合はマルチングをしておきましょう。
水やり
地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。土が乾いていなければ与えません。夏の水分不足による葉やけを起こさせないように、夏は乾燥したらたっぷり水を与えてください。
肥料のやり方
肥料は3月ごろと収穫後に速効性の
化成肥料などを与えます。また、11月ごろに寒肥として牛糞や鶏糞、
油粕など、有機質肥料を与えます。
花芽の付き方
花芽は新梢の葉腋に8月頃つきます。
剪定方法
特に必要な剪定はありません。日当たりの悪い枝は枯れこんでいくので、込み合う枝を間引く剪定と、長く伸びた枝の切り戻しを12月~2頃に行います。また、日当たりの悪い樹冠内部の枝には果実がつかなくなります。樹冠内部にもよく日がさすように剪定すると実のつきが良くなります。
病害虫の予防法
病気はほとんどでません。まれにカイガラムシがつきますので、古い歯ブラシなどでこそぎ落としてください。
まれに果実が枝豆のようにふくれた奇形がでることがあります。これは、2~3月の花芽が膨らむ時期の寒暖差が激しい場合にホルモンバランスの異常がおきるために奇形がでるようです。病気や害虫が原因ではありません。