八重クチナシ
香りの女王。
濃緑の葉に映える濃厚な白い花です。
八重咲きクチナシ
光沢が美しいクチナシの葉
低めに刈り込んで植栽してボーダーにも。
大きなバラ咲きの香り豊かな白い八重咲き。生垣やボーダーにもおすすめ。
八重クチナシは別名オオヤエクチナシとも言い、クチナシの中では最も香りが強いです。大輪の八重咲きくちなし。庭木としてよく用いられます。
濃厚な香りを放つ香りの女王です。八重咲きは果実がつきません。花の大きさは5~8cmくらいで、開花が進むとうっすらと黄色くなります。常緑低木で、枝はよく分枝し株立状となります。葉は長さ5~11cmの長楕円形で光沢のある深緑色です。
埃や大気汚染にも強く、公園や街路樹にもよく利用されています。切花にも用いられます。
クチナシは梔子と書き、別名:ガーデニアともよばれます。ジンチョウゲ、キンモクセイと並んで三大香木(三大芳香花・三大芳香樹)と言われます。
常緑性ではありますが、冬から春は寒さで葉が傷みやすく、早春は落葉が多くなります。早春はもっとも見苦しい感じになりますが、植えて根が張れば耐寒性も強くなります。また、古くなった葉は黄色くなりつつ自然と落葉します。
※資料によっては最終樹高がもっと大きい場合もありますが、それは自然環境で放任して栽培した場合の大きさです。どの種も土質にもよりますが住宅地での放任栽培では1.5~2mくらいです。
クチナシの生垣。埃や大気汚染にも強いので街路樹にも使われます。
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【ご確認ください】
寒い時期~春は寒さのためと葉の生え変わりになるので葉が痛んでいる場合があります。春に葉が生え変わるので冬~春は葉が少なくなります。自然現象ですので、ご容赦ください。葉の痛みについてはご購入前にあらかじめご了承くださいm(_ _)m
八重クチナシの特徴
学名
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Gardenia jasminoides f. ovalifolia アカネ科 クチナシ属
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別名
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八重クチナシ、ガーデニア
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開花時期
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6~7月
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花色・大きさ・花形
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白色・中輪咲き(8cm位)・八重咲き
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香りの強さ
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★★★★★ 強香 甘い香り
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自家結実性
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果実はならない
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最終樹高
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地植え:1.5m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木)
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最終葉張り
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1m ~ 2m
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栽培用途
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鉢植え、盆栽、記念樹、目隠し、生垣、ボーダー、下草、切花、花壇、街路樹、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場
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成長の早さ
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早い (0.4cm/年)
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植栽適地
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南東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性やや弱い、耐暑性強い、耐乾性強い
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耐病害虫性
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耐病性:ほとんど出ない 害虫:つきやすい
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花言葉
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幸福者、「私は幸せ者」、「とても幸せです」、夢中、優雅、清浄、清潔、楽しい日々、洗練、喜びを運ぶ
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植え方・用土
基本的に移植や植え付けは9月~入梅までに行いますが、植え替えは3~4月が最適。寒冷地の極寒期の植え付けは避けます。根巻き苗は次第に葉が茶色くなっていきます。春は葉が生え変わる時期ですので、葉が黄色くなり落葉する時期と重なります。春の芽吹き時は葉が丸坊主になっても大丈夫。5月下旬ごろまでに葉が茂ってきます。
肥沃な土地を好む木です。
日当たりでも半日陰でも大丈夫です。水はけの良い場所を好みます。鉢植えでも大丈夫です。植え付けの際は堆肥や完熟の
腐葉土を多めにすきこみ植えます。土がアルカリ性だと葉色が黄色くなってしまいますので、
ピートモスを土に混ぜたりして、適度に弱酸性で維持するとよいです。
※生垣での植え付け間隔は30cm間隔をお勧めします。好みの高さになったら主幹の芯を止めます。(主幹を切ると横枝が良く伸びるようになります。)横枝は随時剪定をして形を整えます。剪定をすると枝が密になります。
水やり
雨が当たるような場所では雨水だけで水やりは必要ありません。夏に乾燥する場合やよく乾く場所では水やりします。鉢植えでは乾燥させないように注意してください。
肥料のやり方
肥料は2月に寒肥として株周りに
腐葉土や堆肥と油かすなどを埋め込みます。肥料が多すぎると樹勢が強すたり、耐寒性が落ちるので肥料はほどほどにお願いします。
花芽の付き方
クチナシの花芽は7月と9月の2回分化しますが、7月の花芽は開花しないで終わり、9月分化の花芽が翌年に開花します。
剪定方法
剪定は花後に行います。秋以降に枝先を剪定すると花が咲かなくなる場合があります。
強い刈り込みや剪定は控えます。やむを得ず強い剪定を行う場合は株の中心から50cmくらい離れた周囲にスコップを突き刺して、適度に根切りしてください。
病害虫の予防法
病害虫はオオスカシバの幼虫がよくつきますので、よく観察します。見つけ次第捕殺するか、スミチオン乳剤で殺虫します