植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。常緑性のものは5~6月の植え付けが良いです。日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。土質は選びませんが、乾燥を嫌うので『花ひろば堆肥
極み』や完熟の
腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
移植はしやすく丈夫に育ちます。
生垣での植え付け間隔は30cm~1m間隔で植えます。
水やり
露地栽培では水やりは不要です。鉢植えでは土が良く乾いたらたっぷりと与えてください。
肥料のやり方
ほとんど肥料は与えませんが、葉色が悪いようであれば、開花前の2月に寒肥として油かすと
腐葉土や『花ひろば堆肥
極み』を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
常緑性のカシ類は7月と11月頃に剪定します。放任すると大株に育ちます。目的の高さに達したら芯を止め樹高を抑制します。定期的に枝抜き剪定もしくは刈り込みを行います。生垣の場合は強めに刈り込み、側芽の発生を促します。
その他豆知識
【生垣の場合の植栽】
放任すると大きく育つ樹種ですが、間隔を狭く植えることで、根が抑制されるため樹高10mなど本来の大きさまでは大きくなりにくくなります。2mなどの高めの生垣を求める場合は、50~100cm間隔くらいで植え付けます。1m~1.5mの生垣の場合は、30~50cm間隔で植えます。刈り込みで葉張りや樹高を調整します。強い刈り込みにも耐え、萌芽力が強いので、防風林や目隠しには最適です
【生垣の作り方はこちら】
病害虫の予防法
病害虫はほとんどつきませんが、温暖化で都市部ではうどん粉病が出ることがあります。見つけたら殺菌剤で消毒してください。