植え方・用土
基本的に植え付けは4月~入梅までか秋に行います。寒地では春植えをおすすめします。
水はけの良い肥沃な土壌を好むので、
堆肥や完熟の
腐葉土をすきこみ、浅めに植え付けします。日当たりが良い方が花付きはいいのですが、直射日光が強すぎると葉焼けを起こすため、半日陰での管理がオススメです。
地植えしたキンモクセイは、移植には向かないので避けます。鉢植えで管理する場合は根詰まりを起こしやすいため、2~3年に一度、鉢替えを行います。
水やり
地植えの場合、植え付け直後や真夏の高温期以外は特にあげる必要はありません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として
油粕と
腐葉土や
堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
花芽の付き方
春から夏にその年の秋に咲く花芽がつきます。
剪定方法
放任して育てても自然な樹形になりますが、こまめな剪定でコンパクトに楽しむことができます。刈り込みにも強く、剪定は花が終わった直後か3~4月がベスト。冬の剪定は控えめに。
風通しが悪いとハダニやカイガラムシが発生するので、適度に枝葉を間引いて風通し良くしてあげてください。
その他豆知識
花が咲かない原因として考えられるもの
1.剪定が遅かった。
キンモクセイが夏に花芽をあげるので、遅くとも6月までに剪定します。
2.剪定が強すぎた。
剪定を強めにしてしまうと、枝葉が茂る反面花芽がつきにくくなります。
3.樹がまだ若い。
若木のうちは生長するために栄養を使います。
樹が充実してくると花芽をあげてくるようになります。
成木の目安は地植えでは2m、鉢植えでは1mです。
病害虫の予防法
金木犀に直接付く害虫は少ないですが、
増やし方
挿し木、取り木