植え方・用土
日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。花ひろば堆肥「
極み」をよくすきこんだ土に深めに植え付けします。
鉢植えでも大丈夫です。鉢植えで管理する場合は、
花ひろば培養土「和み」をお使いいただくと良いです。
3月が植え付け適期です。暖地では秋植え(9月~11月ごろ)も良いです。
でも、10月~梅雨入りまで大概植えても大丈夫です。植え付け時は20cm程度に切り詰めて植えると活着が良いです。株間は1.5~2.0m以上開けると管理がしやすいです。
水やり
夏は毎日行ってください。それ以外の時期については、土の表面が乾いていたら、たっぷり与えてあげてください。
乾燥に弱いので、若木のうちは厚めの敷き藁などでマルチングをして乾燥予防と雑草予防をすると安心です。
肥料のやり方
肥料はほとんど必要としません。
成長が悪い感じであれば、2月ごろと収穫後に花ひろばIB肥料元気玉などの速効性の
化成肥料などを与えます。
また、11~12月ごろに寒肥として牛糞や鶏糞、
油粕など、有機質肥料を与えます。
2~3年に1度のペースで石灰を与えます。
花芽の付き方
果実は、前年に株元から出たシュート(勢いよく伸びた新梢)に付きますので、このシュートを短く切り詰めないようにしてください。
剪定方法
植え付け時は20cm程度に切り詰めて植えると活着が良いです。
ブラックベリーは収穫後の7月に剪定をします。果実の収穫を終えた枝を地際で切ります。冬の剪定は前年に伸びた枝を半分くらいまで切り戻します。
ブラックベリーは旺盛に育つので、剪定をしないで放任しても大丈夫です。枝が込み合うようになったら冬に新しい枝を3~5本残して、古い枝を地際で切ります。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はあまりでません。
ブラックベリーはキウリやトマト、ペチュニアなどナス科の植物(野菜に多い)の近くで栽培すると萎凋病にかかりやすくなります。
ベンレート水和剤で予防します。
害虫ではマメコガネやコウモリガが出ることもあります。マメコガネは捕殺します。コウモリガは下部の周囲を除草し、マルチングすることで予防できます。