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宿根草

毎年何もしなくても花が楽しめたらいいですよね。でも、花木はどんどん大きくなってしまうし、剪定くずを片付けるのも大変…。少ない手間で、花を楽しみたい!忙しい現代人にもおすすめなのが「宿根草」です。木のようにどんどん大きくなることもなく、一年草のように毎年植え替える手間もない。温度と水管理さえ気を付ければいつでも植え付け可能です。お庭の彩りにお気に入りの「宿根草」を加えていきましょう!

一度植えたら毎年楽しめる!

宿根草は多年草の一種で、一度植えたら何年もの間花が楽しめます。多くの宿根草は、冬や夏の気候が厳しい時期、地上部が枯れ「根」の状態で過ごす性質があります。もちろん、クリスマスローズなどのように冬も枯れずに葉をつけているものもあったり、水仙などのように初夏に早々葉を枯らして花期終了するものもあり、その性質は千差万別です。年を追うごとに根に栄養を蓄えるため、花も充実していき一年草では味わえない迫力が楽しめます。

少ない手入れで管理も楽!

毎年の植え付け・植え替えの手間がないため、忙しい方にもおすすめです。普段の手入れは、水やりと花柄摘み、周りの雑草取りぐらいでしょうか?地植えの場合は半日陰に植えれば水やりはいらないくらいです。後は、夏を迎える前の夏剪定と、枯れた後に地際を整理する冬剪定してあげれば元気に育ちます。さらに詳しい調べ方はページ下部、もしくはそれぞれの品種のページへ

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元気に育てるポイントは高温多湿対策と冬越し

■夏のお手入れ!夏剪定

たいていの宿根草は高温多湿が苦手です。ので、日本の夏は宿根草にとってはかなり厳しいものに・・・!理想は落葉樹の木陰であったり、風通しの良い半日陰の裏庭。葉が込み合うと途端に具合が悪くなるため、夏は思い切った剪定も必要です。剪定を適宜すると分枝が進み花数が多くなる品種もあります。多湿にも弱いため、水やりは土の表面が乾いてから。あげるときはたっぷりと与えます。

■冬のお手入れ!水やり

地植えにしている場合、極端に土の温度は下がることはありませんが、鉢植えの場合は少し注意が必要です。寒い時期に夕方に水やりをしてしまうと明け方には鉢ごと凍ってしまう場合があります。根まで凍ってしまえば宿根草は枯れてしまうので、暖かい時間帯に水やりをする、霜の当たらない軒下や室内に移動させるなど注意が必要です。また、乾燥させすぎも良くないため、土が十分に乾いていたら水をあげて下さい。地植えの場合でも、寒さに弱い品種は鉢上げして室内に避難させてあげましょう。